「ランクル」よりデカい日産「“最新”3列シートSUV」27年度前半に日本導入決定で争奪戦必須!? 全長5.3m超&高性能「V6TT&4WD」搭載の「パトロール」ユーザーからの問い合わせ状況は?
2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー2025」において、日産のフラッグシップSUV「パトロール」の日本導入が、2027年度前半に正式決定したと発表されました。「パトロール」に関するユーザーから寄せられた反響について、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。
「ランドクルーザー」よりも巨大な日産のフラッグシップSUV「パトロール」
2024年9月3日、中東日産会社から、7代目となる日産「パトロール」がデビューしました。
最新モデルの外観は歴代パトロールの伝統を残しつつ、先進感あふれるデザインを採用することで、あらゆる面で強靭性と耐久性を感じさせ「unbreakable(壊れることのない頑丈性)」を体現しています。
フロントのVモーショングリルの左右に配した印象的なC形のヘッドライトは、アダプティブ ドライビング ビーム(ADB)技術を採用し、最適な視界を確保します。
さらに、パトロールに装着されるアルミホイールは、優れたオフロード性能に必要なロードクリアランスを実現するため、大柄なボディに相応しい22インチを採用しています。
内装においても、快適さと最先端テクノロジーが調和するよう緻密に設計されており、乗る人すべてに快適な移動空間を提供します。
2つの14.3インチのディスプレイを配したインフォテインメントシステムは、Googleビルトインを搭載した日産コネクト2.0を採用しています。
これにより、ナビゲーション・セキュリティ・エンターテインメントが一つのプラットフォームに統合され、ユーザーのデジタルデバイスと車両の連携をよりシームレスに行えるようになります。
また、新たに搭載された「バイオメトリック クーリング」は、内蔵された赤外線センサーが乗員の体温を検知し、温度と風量を自動で調整して快適な車内環境を保ちます。
そのほか、12個のスピーカーで構成される「クリプシュ プレミアムオーディオシステム」や、64色から選べるアンビエント ライトシステムが、室内空間をより快適にします。

ボディサイズは、全長5350mm×全幅2030mm×全高1945mmとかなり大柄であり、実質的なライバルといえるトヨタ「ランドクルーザー(300系)」(全長4950-4985mm×全幅1980-1990mm×全高1925mm)と比較してもひと回り大きいほどのビッグサイズです。
パワートレインは、最大出力425馬力、最大トルク700Nmを発揮する3.5リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載。
従来のV8エンジンと比較して出力で7%、トルクは25%向上し、燃費も大幅に改善している点にも注目です。
トランスミッションは9速AT、走行シーンによって適切な車高に調整することを可能にした「アダプティブ エアサスペンションシステム」を装備しています。
最新のパトロールは、2024年11月からアラブ首長国連邦、サウジアラビア、および中東地域の日産のパートナーの販売店で販売が開始され、メーカー希望小売価格はUSD 6万5000〜(日本円で約1000万円/2月下旬現在)とアナウンスされていました。
そして、2025年に開催された「ジャパンモビリティショー2025」の会場で行われた日産のプレスカンファレンスにおいて、イヴァン・エスピノーサCEOは「日本市場においては2007年の『サファリ』の生産を終了して以降、大型SUVはラインナップしていませんでしたが、この度、新型『パトロール』を日本に投入することを正式に決定いたしました」と発表したのです。
日本市場向けのパトロールの仕様や価格などの詳細情報は、発売時期に合わせて発表予定とのことですが、2026年1月下旬の時点では詳細は不明なままです。
そこで、ディーラーに寄せられている反響について、1月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。
「ジャパンモビリティショー会場でパトロールの実車を目にして“欲しい”と思われたお客様から、“すぐに予約したい”といった種類のお問い合わせをいただいております。
意外にもランドクルーザーオーナーの方が多いです。
40代以降の方が多い印象ですが、なかには30代でご購入を希望されていらっしゃる方もいます」。
今回、別の日産ディーラーにも問い合わせてみました。
「“価格はいくらでもいいから買う”“予約金はいくらか”といった、即ご契約というくらいの勢いがあるお客様もいらっしゃいます。
おそらくですが、高額車両でありながら注文が殺到すると思われます。
早めにご納車を希望されるとしたら、発売日と同時か、先行予約の段階でご注文いただいた方がよいかと思います」。
パトロールは、“ランドクルーザーよりも大きなクルマ”ということで、信号待ちで2台が並んだとしても一歩も引けを取らないくらいのボリュームがありそうです。
ディーラーのスタッフの方が話してくれたように、特にデビュー時は争奪戦必至となりそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。


























































































