YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀選手 8耐の負傷が癒えずとも優勝!

ヤマハの中須賀選手は、鈴鹿8時間耐久レースで負傷した傷が癒えぬまま出場したレースで見事に優勝しました。そろそろ若手にハンデが必要なのでしょうか?

今期7勝目、怪我が完治しなくても優勝

 全日本ロードレース選手権第6戦は、栃木県のツインリンクもてぎで全日本スーパーフォーミュラ選手権と今年3度目の共催となる2&4レースとして行われました。

2番手スタートのYAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀選手

 フロントローからスタートを切ったYAMAHA FACTORY RACING TEAMの2台は、中須賀選手がスタートでフロントタイヤを浮かせてしまい、野左根選手も隙をつかれTeam HRCの高橋巧選手に第1コーナーを制されてしまいます。

 その後、順位を挽回した中須賀選手がトップ高橋選手との接戦となり、さらに、9周目にファステストラップを記録した野左根選手が2人に追いつき、トップ争いは3台が入れ替わる激しいレース展開となります。

 15周目に野左根選手はトップに立ち、16周目までトップでレースを牽引しますが、その16周目に高橋選手をパスして2番手に上がった中須賀選手が、17周目のS字コーナーで野左根選手を攻略しトップに浮上します。

三つ巴のトップ争い

 18周目には、トップ争いに周回遅れが絡み、トップの中須賀選手が逃げ、野左根選手、高橋巧選手の順位となり、中須賀選手がそのままトップを堅持しチェッカーを受けました。

 野左根選手も2位でゴールしYAMAHA FACTORY RACING TEAMは開幕戦ツインリンクもてぎのレース2以来となるワンツーフィニッシュを達成しています。

 レース前に中須賀選手は「鈴鹿8耐で痛めた肩が完治していなくて、23周はちょっと厳しい距離」と語っていましたが、終わってみれば今期7勝目を記録しました。

全日本ロードレース選手権第6戦の画像をチェック(4枚)

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