埼玉〜山梨の「最短ルート」“復旧開通”に反響多数! 「ようやくバイクで通れる」「三峰に行きたかった!」 2度の「すごい落石」対策完了で「ガッタガタトンネル」“暫定通行”も終了! 国道140号が通行止め解除

埼玉県内の国道140号のうち、秩父市内の一部区間で実施していた通行止めが解除され、暫定供用していた「大滝トンネル」が通行できなくなりました。SNSなどにはさまざまなコメントが寄せられています。

完成間近に暫定で通した「ガタガタトンネル」 また会う日まで…

 埼玉県は2026年1月27日、国道140号の秩父市内において落石のため実施していた通行止めを解除しました。また、迂回路として暫定的に供用していた「大滝トンネル」が通行止めになっています。
 
 SNSなどには地元住民などからさまざまなコメントが寄せられています。

 国道140号は、埼玉県熊谷市から南西方向に進んで、寄居や秩父を経由して山梨県に入り、笛吹市や甲府市を通って富士川町に向かう道路です。

 1998年に有料トンネル「雁坂トンネル」が開通したことにより、陸続きではあったものの直接的な経路がなかった埼玉〜山梨間が結ばれています。

 両県をまたぐ道路はほかにはなく、山梨を通り過ぎて長野から国道299号経由にするか、国道411号で東京都の奥多摩か青梅経由に戻るというルートしかないため、物流においても非常に有用な道路です。

 また秩父や三峰などの観光エリアも通るなど、需要も非常に高く、ほぼ全線で高規格道路「西関東連絡道路」としてバイパスなどが整備されています。

暫定供用中の国道140号「大滝トンネル」の内部(画像:くるまのニュース編集部撮影)
暫定供用中の国道140号「大滝トンネル」の内部(画像:くるまのニュース編集部撮影)

 2025年7月11日、140号のうち、三峯神社と秩父鉄道線 三峰口駅のちょうど中間地点ほどにある秩父市大滝で、2m級の岩塊が落下。道路や舗装、道路擁壁が損傷したことで通行止めになりました。

 当初11月末ころの復旧が見込まれ、しばらくのルート分断を余儀なくされていましたが、この区間は西関東連絡道路として建設中の2.2kmのトンネル「大滝トンネル」がすでに貫通しており、県は同月の30日(緊急車両やスクールバスは16日)から、大滝トンネルを通行させるという暫定措置を開始しました。

 ただし、大滝トンネルは貫通済みではあったもの、道路として最終仕上げ段階の最中だったということで、未舗装の砂利道、歩行者や二輪車は通れず、15km/h以下の最徐行が必要でしたが、ひとまず両県を行き来できる融通措置となっていました。

 なお、落石があった現道は9月12日から13日にかけ、7月の落石と同じ箇所で再び落石が発生。ガードレールが破損したことで、通行止め解除は2026年2月末見込みへと延期されています。

 そして今回、この2度におよぶ落石箇所の改良工事が完了し、通行止めとなっていた現道を通ることが可能になり、延期していた2月末よりも素早い開通となりました。

 これに伴い、大滝トンネルを通す暫定措置は終了となり、通行止めにして再び工事が実施されます。舗装などの仕上げが完了すれば、晴れて「正式開通」となります。

※ ※ ※

 SNSなどには地元住民のほか、観光などで140号を利用した人などからのコメントが多数寄せられています。

「普通なら通行止めで終わるところを、建設中のトンネルを暫定開放するなんて、埼玉県の道路局はかなり有能」「スピード復旧と暫定措置はまさに『神対応』」など、工事中の道路を暫定的に開放した判断の速さと柔軟さを評価する意見が目立ちます。

 また「ようやくバイクでも通れるようになる!」「三峰神社にバイクで行きたかったから嬉しい」「自転車や二輪車はトンネルを通れなかったから、やっと秩父〜山梨のルートが復活して安心した」など、主に二輪ライダーからの安堵の声が投稿されています。

 さらに、「暫定だけどショートカット効果を実感した」「正式開通が本当に待ち遠しい」「あんなに立派なトンネルなんだから、早く綺麗に舗装して本開通させてほしい」「西関東連絡道路の完成が楽しみ」など、大滝トンネルの正式開通に期待するコメントも。

 いっぽう、「あの未舗装のトンネルを走れるのは今だけだったのか…」「ある意味、貴重な体験だった」「しばらく走れなくなると思うと少し寂しい(笑)」など、建設途中のトンネルを通れたという貴重な機会を振り返る人も少なくないようです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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