約840万円! トヨタ「“新”スゴい軽トラ」発表! めちゃ画期的「モジュール構造」×「燃料消費率60%カット」実現! 地方に優しい“移動スーパー”の発展形「いちばキャビン」発売へ
トヨタ・コニック・プロは、モジュール式移動スーパー車両「いちばキャビン」を発表しました。
「移動スーパー」の課題を技術で解決
トヨタ・コニック・プロは2026年2月5日、モジュール式移動スーパー車両「いちばキャビン」を発表しました。
2月18日に発売予定です。
いちばキャビンは、ダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」(およびトヨタ「ピクシストラック」)をベースに、移動スーパーの設備を備えたモデルです。
移動スーパー事業を取り巻く環境が厳しさを増すなか、トヨタグループのアイデアと技術を活かし、移動スーパー事業者の現場に入り込み、日々の運営の中で何が負担になっているのかを事業者起点で丁寧に聞き取ることから開発を始めたといいます。
そのなかで、燃料消費や維持費の負担、故障時の対応や事業停止リスクなど、共通する課題が浮かび上がり、車両を複雑に改造している構造そのものに起因していることが明らかになったということです。
そこで、移動販売車の構造自体を見直し、車両・電源・コンテナ・冷蔵機をそれぞれ独立させたモジュール式構造を採用としました。

各機能を分離することで、必要な機能を柔軟に組み合わせることが可能となり、移動スーパー車両の機能拡張や用途に応じた価値を組み合わせることを実現するといいます。
1つ目の特徴は燃料消費量・環境負荷削減で、従来の移動販売車は、冷蔵庫の動力が車両のエンジンと一体となっているため、冷蔵を続けるために停車中もアイドリングが必要でした。
いちばキャビンでは、冷蔵装置にデンソーの小型モバイル冷凍機「D-mobico」を採用。ポータブルバッテリーを動力源とすることで、アイドリングを不要としました。
その結果、燃料消費量が従来の車両に比べ約60%改善(トヨタ・コニック・プロ調べ)し、停車時の排気ガス排出を抑制するとともに、車両周囲の排熱を抑えることで、販売現場環境の改善にも寄与します。
2つ目の特徴は、維持コストの削減です。従来のエンジン直結式構造では、冷蔵機関連の専用パーツが多く、定期的なメンテナンスや交換が必要となっていました。
一方、いちばキャビンは冷蔵装置にD-mobico、電源にはポータブルバッテリーのみを採用。各機能を独立させた構造とすることで専用パーツの使用を抑え、整備・交換の負担を軽減します。これにより維持コストの低減が期待できるとしています。
3つ目の特徴は、故障トラブル時の円滑な対応と運用負荷の軽減です。
従来は、車両・冷蔵機のいずれかに不具合が生じた場合でも、車両全体を専門工場に入庫する必要があり、原因特定や修理に時間を要するという課題がありました。
各機能が分離構造となっているいちばキャビンは、故障時の原因特定が容易で、かつ冷蔵機や電源を交換可能な仕組みにすることで、復旧までに要する時間を短縮。移動販売事業の迅速な再開に寄与します。
また、運用面での負担軽減を目的として、IoTサービス「D-FAMS」のオプションサービス設定を検討しており、車両の位置情報や温度データなどを遠隔で管理できるほか、D-mobicoの送風停止や冷媒漏れなどの異常を検知し、トラブルの原因特定や計画的な車両運行が可能となります。
ボディサイズは全方3395mm×全幅1475mm×全高1985mm。コンテナはアルミ製で、長さ1940mm×全幅1475mm×全高1325mm。冷蔵容量は約400Lを確保しています。
いちばキャビンのリース価格(消費税込)は、車両・付帯サービス付きのリースプラン「標準パック」60ヶ月で月額14万円、総額840万円。各種税や納車費用、点検整備やタイヤ交換費用なども込みとなっています。
なお、登録は8ナンバーの特殊車両扱いとなり、プランは事業者の要望に応じてカスタマイズが可能です。
Writer: くるまのニュース編集部
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