”軽”より安い! “200万円以下”のホンダ「格安シビック“タイプR”」どんなクルマ? 225馬力VTECエンジン×6速MT採用搭載の「お買い得モデル」とは
軽自動車が240万円を超える昨今、200万円以下で狙えるホンダ「シビック タイプR」が注目されています。ニュル最速を競う伝説のスポーツモデルには、いったいどのような魅力があるのでしょうか。
“軽より安いシビック タイプR”という選択
軽自動車の価格が年々上昇しており、4年連続で登録車を含む国内販売台数No.1を記録したホンダ「N-BOX」の現在の新車車両価格(消費税込み、以下同)は約174万〜248万円となっています。
いっぽう、中古車市場に目を向けると、新車の軽自動車より安い200万円以下の予算で、ホンダ「シビック タイプR」が射程圏内に入ります。
初代シビックタイプRは、「NSXタイプR」「インテグラ タイプR」に続く第3弾として、6代目シビック(EK型)をベースに誕生しました。
ホンダのレーシングスピリットを象徴する真紅のエンブレムを掲げ、サーキットの速さと公道の楽しさを両立させる究極のFFスポーツモデルです。
空力性能を徹底追求したアグレッシブなエアロパーツや大型リアウイング、そして赤い専用バケットシートが、その系譜を受け継ぐ全世代に共通する特徴となっています。
現行モデル(FL5型)は2022年に登場し、現在は注文一時停止となるほどの人気を博しており、まさにホンダのアイコンといえる存在です。
特筆すべきは「ニュルブルクリンクFF最速への挑戦」です。4代目(FK2型)以降、ドイツのニュルブルクリンク北コースでの市販車FF最速タイム更新を開発目標に掲げています。

ルノー「メガーヌR.S.」らと激しいタイム更新合戦を繰り広げ、2023年には最速の座を奪還したことで世界中にその実力を示しました。
現在、200万円以下の予算で狙えるシビックタイプRは、2007年から2009年式のモデルが中心となっています。走行距離が少ない個体では7万〜8万km前後の車両も見受けられます。
この年式は、日本のタイプR史上で唯一、4ドアセダンを採用した、2007年3月発売の3代目(FD2型)にあたります。
ベースをセダンとしたことでボディ剛性が大幅に向上。足回りはかなり引き締められ、サーキットベストを意識したハードな設定が特徴です。
ボディサイズは全長4540mm×全幅1770mm×全高1430mm。パワートレインには2リッター直列4気筒DOHC i-VTEC(K20A型)エンジンを搭載しています。
歴代最強の自然吸気VTECとなり、最高出力225PS・最大トルク215Nmという圧倒的なスペックを誇ります。
トランスミッションは6速MTを組み合わせ、NAエンジンならではの突き抜けるような高回転サウンドは、ターボ化された現代のモデルにはない唯一無二の魅力といえるでしょう。
2007年当時の新車価格は283万5000円という設定でした。現在はその約3分の2の価格となっておりお値打ち感がありますが、年式や状態を考えれば「リセールバリューが高かった」とも言えるでしょう。
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高い耐久性を誇るホンダ車ですが、スポーツ走行で酷使された個体も多いため、購入時には整備記録簿の確認などの状態チェックを徹底することが特に重要です。
日本が世界に誇る唯一無二のVTECサウンドの世界を、軽自動車並みの予算で検討してみてはいかがでしょうか。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。













































