トヨタ「“超スゴい”4WDスポーツカー」まもなく発売! 激シブ「カーキ」×「青銅」ホイールで超かっこいい! 世界限定わずか200台の希少モデル「“新”GRヤリス MORIZO RR」何がスゴい?
トヨタは「東京オートサロン2026」でスポーツモデル「GRヤリス」の特別仕様車「MORIZO RR」を発表し、開発中のプロトタイプを初公開しました。ベース車とはどのような違いがあるのでしょうか。
こだわりがスゴすぎる「ATモデル」に
2026年1月9日、トヨタは「東京オートサロン2026」において、スポーツモデル「GRヤリス」の特別仕様車「MORIZO RR」を発表し、開発中のプロトタイプを初公開しました。
MORIZOスパイスは、どのように効いているのでしょうか。
GRヤリスは2020年9月に登場したコンパクトスポーツモデルです。
コンパクトカー「ヤリス」をベースとしながら、ラリーや耐久レースへの参戦を通じて培った技術を惜しみなく注ぎ込んだ4WDスポーツカーとして開発されました。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1805mm×全高1455mmで、乗車定員は4名、車重は1240kg~1300kgです。
専用の3ドアワイドボディに、最高出力304馬力を誇る1.6リッター直列3気筒ターボエンジンと、高性能4WDシステム「GR-FOUR」を組み合わせています。
2020年以降も継続的に改良が重ねられており、2024年1月の改良では新開発の8速AT「GR-DAT」を採用。サイドブレーキや車体剛性、冷却性能なども強化されました。
2025年4月にはGR-DATのさらなる熟成や足回りの見直しが行われ、同年9月には冷却・空力性能を高める6つのアイテムをセットにした「エアロパフォーマンスパッケージ」も設定されるなど、絶え間なく進化を続けています。

MORIZO RRの誕生には、トヨタのマスタードライバーであり「モリゾウ」の愛称で知られる豊田章男氏が深く関わっています。
2025年、豊田氏はTOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TGRR)として、6年ぶりにニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦しました。
GR-DAT搭載のGRヤリス109号車のドライバーの一人として過酷なニュルの路面を走り切ったモリゾウは、完走直後に「GRヤリス、本当にいいクルマです」「8速ATじゃなかったら、15周走れていなかったと思う」と語ったといいます。
このニュル24時間耐久レースへの挑戦を通じて得た経験と知見が、MORIZO RRの開発に直接反映されているのです。
ドライバーとクルマが対話できる一体感の高さ、過酷な状況でも揺るがない信頼性と安心感、そしてクルマ好きが思わず笑顔になれる、ずっと運転していたくなるような感覚。そうした要素を凝縮した一台に仕上げられています。
エクステリアには、ニュル24時間耐久レースで開発されたカーボン製リアウィングをはじめ、フロントスポイラー、サイドスカート、カーボン製エンジンフードといったMORIZO RR専用のエアロパーツが装着されています。
ボディカラーはくすんだ色調のシブいアースカラーである専用色の「グラベルカーキ」で、ラジエーターグリルにはピアノブラックをあしらうことで重心を低く見せる演出が施されました。
足元にはブロンズホイールを採用し、スポーティかつ精悍な印象を与えています。
インテリアでは、ブレーキキャリパーのカラーやシートのステッチに、モリゾウのシグネチャーカラーであるイエローが随所に配されています。
ステアリングホイールはスエード表皮を採用した専用品で、モータースポーツでの操作性を追求して外径をひとまわり小径化。パドルシフトやステアリングスイッチの形状も変更しています。
また、MORIZO RRロゴが入った専用のシリアルナンバープレートも装着されます。
走行性能面では、専用リアウィングがもたらす強力なダウンフォースを活かし、ニュルのような路面の起伏が激しい環境でもタイヤがしっかりと路面に追従できるよう、減衰力特性を含む足回りの設定が最適化されています。
その結果、スポーツ走行時のパフォーマンスを維持しながら、日常使いでもストレスなく扱えるバランスを実現しているのです。
また、電動パワーステアリング(EPS)の制御も変更されているほか、モリゾウとともに開発した専用の四駆制御モード「MORIZO」モードが新たに採用されています。
このモードは、ベース車の「GRAVEL」モードと置き換えるかたちで設定されており、ニュルを安心して走り切るために最適化されたイニシャルトルクと前50:後50の駆動力配分が特徴です。
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日本向けのGRヤリス MORIZO RRは、2026年春以降にスマートフォンアプリ「GR app」を通じて抽選申し込みを開始し、100台限定での発売が予定されています。
欧州の一部地域においても同じく100台限定での販売が計画されており、世界合計200台という希少なモデルです。
今春の発売が待ち遠しいクルマのひとつといえるでしょう。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。


























































































