新車約300万円から!? ホンダ「シティ」に熱視線!? 「復活して」の声も… 日本では「ブルドッグ再来」か タイでは人気! かつての「トールボーイ」はどうなっている?

かつて日本で「トールボーイ」として親しまれたホンダ「シティ」。国内販売終了から久しいですが、実は海外では現在も主力セダンとして進化を続けています。このたびタイで、精悍な黒をまとった特別仕様車が登場しました。往年の名車の歴史を振り返りつつ、海外で独自の発展を遂げた最新モデルの姿に迫ります。

かつて日本を席巻した「トールボーイ」のホンダ「シティ」 いまは?

 かつて「トールボーイ」の愛称で親しまれたホンダ「シティ」。

 日本国内での販売終了から約30年が経過しますが、その名は海外で生き続けています。

 現在はアジアを中心にセダン・ハッチバックとして支持される同車ですが、改めて過去と現在を見ていきます。

シティはかつて日本で販売されていたが…いまは?

 日本の自動車史において、1980年代のホンダ「シティ」は独自の存在感を放っていた。ユニークな背の高いスタイルと「モトコンポ」との組み合わせは、いまでも記憶に残っている人もいるかもしれません。

 日本国内での販売は1995年に終了しましたが、実はその車名は現在も海外市場で継承されていましす。

 日本における「シティ」といえば、1981年に登場した初代モデルの印象が強いかもしれません。

 当時、大型化していった2代目シビックに対し、初代シビッククラスのコンパクトな車格を担うモデルとして誕生しました。

 最大の特徴は、全長3380mmという現在の軽自動車よりも短いボディと、それを補うために高く設定された全高でした。

「トールボーイ」というキャッチフレーズが付けられた台形フォルムは、そのユニークさと広い室内空間による実用性で大ヒットを記録。

 荷室に収まる原付バイク「モトコンポ」の同時発売も話題を呼びました。

 また、インタークーラーターボ付き1.2リッターエンジンを搭載し、大型パワーバルジやブリスターフェンダーを備えた「シティターボII(通称:ブルドッグ)」など、スポーティな派生モデルも人気を博しました。

 1986年に登場した2代目は「ロー&ワイド」なフォルムへとコンセプトを一新します。

 走行性能は向上したものの、初代ほどの支持は得られず、1994年に生産を終了。1995年には販売を終え、日本国内ラインナップから姿を消しました。

 日本国内では2世代で終了したシティですが、その名は海外市場で生き続けています。1996年以降、新興国向けのコンパクトセダンとして名跡が受け継がれました。

 現在は海外専売車として4ドアセダンや5ドアハッチバックが展開されており、世代を重ねて進化を続けています。

 なお2014年から2020年まで日本国内でシティではなく、「グレイス」という車名でセダンを販売していた過去がありました。

タイではいまでも人気なシティ
タイではいまでも人気なシティ

 そんな現行のシティですが、現在は2019年にフルモデルチェンジを果たした7代目にあたります。

 ボディタイプは前述のセダンとハッチバック。パワートレインはガソリンターボ/ハイブリッド(e:HEV)の2種類で、グレードではスポーティな「RS」も設定されています。

 特にタイ市場においては、実用性と信頼性の高さから常に販売上位を維持しており、2024年の年間販売ランキングでも5位を記録するなど、定番モデルとしての地位を確立しています。

 また直近では、2025年11月28日に特別仕様車「シティ ザ・ブラック・アウトシャイン」をタイで発表し、販売を開始しました。

 このモデルは1.5リッターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載車をベースとしています。

 エクステリアには随所に「黒」のアクセントが施されており、フロントには専用のグロスブラック仕上げハニカムグリルを採用。

 さらにドアミラーカバー、ドアハンドル、リアエンブレム、ホイールに至るまでブラックで統一されました。

 これにより、標準モデルの実用的なイメージとは一線を画す、引き締まったスポーティな外観を実現しています。

 ボディカラーは「クリスタルブラック・パール」と「プラチナホワイト・パール」の2色が用意され、現地価格はブラックが73万5000バーツ(約368万円)、ホワイトパールが73万9000バーツ(約370万円)です。

 なおベースとなるセダン・ハッチバックは59万9000バーツ(約300万円)からとなっています。

これはシティ・ブルドッグの再来か!? ホンダ「スーパーワン」(プロトタイプ/ジャパンモビリティショー2025)
これはシティ・ブルドッグの再来か!? ホンダ「スーパーワン」(プロトタイプ/ジャパンモビリティショー2025)

※ ※ ※

 かつて日本で愛されたシティは、日本国内市場から姿を消して久しいですが、海外ではその名称が途絶えることなく継承されています。

 日本国内のユーザーにとっては、シティといえば「トールボーイ」や「ブルドッグ」といった個性的な3ドアハッチバックのイメージが強いかもしれません。

 一方、現在のシティは海外専売のセダンとして独自の進化を遂げ、現地の人々の生活に密着した存在となっています。

 今回タイで投入されたスポーティな特別仕様車のように、シティは形を変えながらも、ホンダの主力コンパクトカーとしての役割を海外で担い続けています。

 ユーザーからは度々「日本でも売って欲しい」「このサイズのクルマが欲しい」「

 日本への再導入については触れられていませんが、かつてジャパンモビリティショー2023で披露された「SUSTAINA-C Concept」はシティ再来を思わすものでした。

 また日本国内での登場が控える「Super-ONE」はかつてのブルドッグの面影を感じさせます。ユーザーからは「シティ・ブルドッグを思い出す」という声も聞かれています。

 シティという名は復活しないものの、往年のファンにとっても興味深い車種といえるでしょう。

【画像】超カッコイイ! これがホンダ「新シティ」です!(30枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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