トヨタ「“新”ハイエース」発売! 「究極の“ワンボックスカー”」に待ち望んだ「レーダークルーズ」搭載! 「精悍ライト」採用で登場20年超えでも“大進化”した「9型」の特徴とは?

トヨタの商用バン「ハイエース」がマイナーチェンジを受けました。通算「9型」となり、熟成が進んだハイエースの進化ポイントを解説します。

超・定番ワンボックス「ハイエース」が大進化

 定番のワンボックスカーとして知られるトヨタ「ハイエース」。現在は通称「200系」と呼ばれる5代目モデルが現行型としてラインナップされていますが、そのデビューは2004年。
 
 すでに20年以上が経過しているにもかかわらず、その人気の高さは留まることを知りません。
 
 そんなハイエースが2026年2月に改良を実施し、いわゆる「9型」となることが発表されました。今回の改良では多岐にわたるアップデートがなされているとのことですが、果たしてどのような変更が行われるのでしょうか。

 まずエクステリアについてですが、基本的なボディ形状には変更がなく、バンパーのデザインなども大きな変更はなされていません。

 ただしヘッドライトについては、メーカーオプション(一部グレードを除く)で「Bi-beam LEDヘッドランプ」が設定され、これを装着するとフロントマスクの印象が大きく変わるものとなりました。

 また、後述する「パノラミックビューモニター」が全車標準装備となったことで、左フロントフェンダーに備わっていた、フロント左前方の死角を確認するための通称「ガッツミラー」が不要となったため、よりスタイリッシュなスタイルとなったこともポイントです。

「ハイエース9型」登場20年超えで大改良モデル登場
「ハイエース9型」登場20年超えで大改良モデル登場

 インテリアでは、メーターが従来のアナログメーター+小型の液晶ディスプレイの組み合わせから、7インチのTFT液晶センターディスプレイメーターが標準装備となり、一気に近代化。

 さらに8インチのコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオも標準装備となったことで、スマートフォンとの連携も可能となりました。

 またディスプレイオーディオが標準装備となったことで、車両を上から見たような映像を表示できるパノラミックビューモニターも標準装備となり、より安全性が高まっています。

 そして、今回のハイエースの改良で最も大きなトピックといえるのが、熟成を重ねた最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載したことです。

 車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪車(昼)を加えて検知範囲を拡張し、衝突回避または被害軽減を支援する「プリクラッシュセーフティ」が備わり、道路標識を読み取ってメーター上に表示する「ロードサインアシスト」も搭載。

 そして、さらに全車速追従機能付(停止保持機能はなし)かつ、カーブ速度抑制機能付の「レーダークルーズコントロール」も標準装備されています。

 高速道路などを使った長距離移動の疲労軽減に大きく寄与してくれるようになり、この装備の追加はハイエースユーザー待望のものと言えるでしょう。

 ただし、今回の改良で標準装備されるものが大きくアップデートされたことで、最も安価な仕様でも価格(消費税込)は286万円となってしまったことは悩ましいポイント。

 とはいえ、登場20年超えのモデルとしては異例ともいえるほど、現代的な装備が大幅に拡充され、クルマとしての魅力はさらに高まったことは間違いありません。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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