マツダ「ちいさい高級スポーツカー」に注目! 全長4m以下の小型ボディに6速MT×2Lエンジン搭載! 上級セダン並みの“豪華インテリア”がスゴい「MXマイクロスポーツ」米国発表モデルとは!
マツダは2004年の北米国際自動車ショーで「Mazda MX-Micro Sport(マツダ エムエックス マイクロスポーツ)」というモデルを披露しました。若者向けのコンパクトなスポーツモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
上級セダン並みの“豪華インテリア”がスゴい「若者向け車」!
都市部での取り回しの良さや手頃な維持費で根強い人気を誇る「コンパクトカー」ですが、最近では、上級車から乗り換えても遜色のない「小さな高級車」や、走りを追求した「ホットハッチ」といった、趣味性の高いモデルも多くの支持を集めています。
実はマツダは20年以上も前に、その上質さとスポーツ性能を一台に凝縮した、まさに全部入りと言える画期的なモデルを提案していました。
それが、2004年の北米国際自動車ショーで公開された「MXマイクロスポーツ」です。

このクルマは、既成概念にとらわれず、自分なりのライフスタイルにこだわりを持つ24歳以下の若者をターゲットに開発されました。若年層の野心を刺激する、新たなプレミアムスポーツの形を提示したのです。
外観は、直線的なキャビンをベースにしながら、前後フェンダーやフェイス周りに豊かな曲線を融合。深く艶やかなレッドのボディにブラックのピラーを組み合わせ、クラスを超えた高級感を漂わせています。
一方で、大きく張り出したフェンダーや迫力あるロアグリル、当時としては異例の17インチ大径ホイールが、ハイパフォーマンスモデルとしての凄みを強調。リアにはセンター出しの2本出しマフラーやディフューザーを装備し、まさに「上質なホットハッチ」と呼ぶにふさわしい佇まいを見せていました。
インテリアの仕立てはさらに驚くべきもので、スポーティでありながら上級セダンのような品格を兼ね備えています。
ブラックを基調にブラウンの本革を重ね、縫製の間から下地のレッドをわずかに覗かせるという、極めてファッショナブルな手法を採用。シートも厚みのあるバケットタイプで、大型のヘッドレストや強力なサイドサポートにより、スポーツ走行から長距離ツーリングまでを快適にこなすクラフトマンシップが注ぎ込まれていました。
パワートレインには、格上の「アクセラ(現MAZDA3)」などに使われる2リッター直列4気筒エンジンと6速MTを惜しみなく搭載。コンパクトな車体に対して余裕のあるパワーを確保し、足回りも単なる硬さではなく高速クルージングの質感を重視した、大人な乗り味を目指していました。
※ ※ ※
この刺激的なパッケージは市販化が期待されましたが、最終的にはスポーツ要素を抑え、上質さに特化した「ベリーサ」として世に送り出されることになります。
ベリーサはMXマイクロスポーツ譲りのデザインと質感を武器に、多くのファンを獲得して11年ものロングセラーを記録しました。
MXマイクロスポーツが目指した「新しい価値観の提案」は、形を変えながらも、プレミアムコンパクトという市場を切り拓く大きな役割を果たしたのです。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。












































