”軽”自動車より安い! トヨタ「”格安”クラウン」がスゴイ! 3.5リッター「V6H」搭載の 「高性能モデル」も? 150万円以下の「正統派セダン」とは
予算150万円あれば、新車の軽自動車ではなく「クラウン」を選ぶという道があるようです。かつての“高嶺の花”を驚きの価格で手に入れることは、はたして可能なのでしょうか。
“軽より安いクラウン”という選択
軽自動車の価格が年々上昇しています。4年連続(2022〜2025年)で国内販売台数No.1となっているホンダ「N-BOX」の現在の新車車両価格は、約174万~248万円です。
いっぽう、中古車市場に目を向けると、新車の軽自動車より安い150万円以下の予算で、かつての“高嶺の花”であったトヨタ「クラウン」が射程圏内に入ります。
トヨタ クラウンとは、1955年の誕生以来、「安心・信頼」を不変のDNAとして継承し続ける、日本を代表する高級車です。
長らく「正統派セダン」として日本の道路事情に最適化された進化(全幅1800mmの維持など)を続けてきましたが、2022年に発表された現行の16代目ではその伝統を打破。
現行モデルは「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」という4つのボディタイプを展開し、グローバルブランドへと変革を遂げました。
クラウンは「いつかはクラウン」のフレーズで知られるように、常に日本の高級車の指標であり続け、時代の最先端に挑戦してきた歴史を持っています。
現在、150万円以下の予算で中古車市場を探すと、新しい年式のものでは2015〜2017年式(14代目 S210系 後期型)が流通しており、走行距離では少ない個体で1万km〜3万km台のものが流通しています。
グレードは、当時人気が高かった「ロイヤルサルーン ハイブリッド」を中心に、「アスリート」や最上級の「マジェスタ」も散見されます。

ボディサイズは、アスリートおよびロイヤルで全長4895mm×全幅1800mm×全高1450〜1465mm。日本の道路事情を考慮し、全幅を1800mmに抑えているのが最大の特徴です。
この世代は「アスリート」「ロイヤル」「マジェスタ」の3つの個性が明確に分かれていました。
アスリートは、走りを追求したスポーツモデルです。フロントグリルが稲妻のような形状のメッシュタイプ(通称:稲妻グリル)になり、アグレッシブな表情が特徴。
2015年のマイナーチェンジでは、新開発の2.0リッター直噴ターボエンジン(最高出力235PS)搭載グレードが追加されたほか、安全運転支援システム「ITS Connect」を世界で初めて採用。当時の新車価格は388万〜610万円でした。
ロイヤルは、快適性と高級感を重視したフォーマルモデルです。王冠をモチーフにした水平基調の大型メッキグリルを採用。内装には格子柄のパネルを取り入れるなど、和のテイストを感じさせる落ち着いた空間が特徴です。当時の新車価格は373万〜590万円でした。
そしてマジェスタは、クラウンシリーズの最上級モデルです。他のモデルよりホイールベースが75mm延長され、そのすべてが後席空間の拡大に充てられています。
パワートレインは3.5リッターV6ハイブリッドが主力。グリルは縦バー基調のバーチカルグリルを採用し、当時の新車価格は633万〜695万円という堂々たるモデルでした。
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かつては高嶺の花で手が届かなかったクラウンも、いまや150万円を切る価格で手に入るようになりました。
信頼性に優れるクラウンなら、今回紹介したモデルでも故障リスクは比較的低く、安心して乗れるでしょう。ただし、万が一故障した際の修理費用は高級車ゆえに高額になる傾向があります。購入時には整備記録簿の確認など、状態チェックをしっかりと行うことが大切です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


























































































