後半戦ドゥカティ優位が明確に 得意のレッドブル・リンクで3年連続勝利
MotoGP第11戦オーストリアGPでドゥカティ・チームは、相性のよいレッドブル・リンクで3年連続勝利を目指し好調を維持。二人のライダーは、フロントローから戦いに挑みました。
マルケス善戦もドゥカティの強さが明確に
MotoGP第11戦のオーストリアGPがレッドブル・リンクで開催され、ドゥカティ・チームのJ・ロレンソ選手が今シーズン3勝目を飾りました。
前戦今シーズン最低リザルトの3位だったRepsol Honda TeamのM・マルケス選手とドゥカティ・チームの戦いが印象深いレース展開となりました。18周目までトップを快走するM・マルケス選手をJ・ロレンソ選手とA.・ドヴィツィオーゾ選手が追う展開となりましたが、19周目にM・マルケス選手をJ・ロレンソ選手がパスし、最終ラップまで激しいバトルを繰り広げました。
最終ラップ、激しいバトルにも終止符が打たれます。僅か0.130秒差でJ・ロレンソ選手がM・マルケス選手をかわしチェッカーを受け勝利し、ドゥカティ・チームはレッドブル・リンクで3年連続勝利に加え、前戦のチェコGPに続き2連勝を飾りました。
ホンダへの移籍が決まった後のJ・ロレンソ選手の強さは、ドゥカティ・チームとして複雑な心境かもしれません。
このレースMovistar Yamaha MotoGPのV・ロッシ選手は予選14番手と後方からの追い上げでしたが、ベテランらしく最終的には6位まで順位をあげポイントランキング総合2位を死守しています。
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