ホンダの「和製スーパーカー」に反響殺到! V6×MTで40年ぶり復活のMRコンセプト「HP-X」に「ホンダの愛を感じる」の声も! 米で復元展示された「斬新モデル」に寄せられた“熱視線”とは

ホンダ「HP-X」は1980年代に披露されたスポーツカーのコンセプトモデルですが、近年フルレストアが施工されました。「NSX」とも関連する同車に対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。

「イタリアのデザインと日本の技術の融合」に感動の声も

 ホンダが世界に誇るスーパースポーツといえば、1990年に登場した「NSX」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 アルミボディにV6エンジンを積んだミッドシップスポーツとして、当時のフェラーリやポルシェを驚かせた一台ですが、その物語には「始まりの一歩」ともいえるモデルが存在します。

 それが、1984年のトリノ・モーターショーで初公開されたコンセプトカー「HP-X(ホンダ・ピニンファリーナ・エックス)」です。

 初公開から40年の節目を迎えた2024年、この幻のモデルがピカピカに修復されてアメリカでお披露目され、大きな話題となっています。

40年前に公開された「HP-X」 フルレストアを施行
40年前に公開された「HP-X」 フルレストアを施行

 このHP-Xが再展示されたのは、カリフォルニア州で開催された世界的に有名な旧車イベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」です。

 ホンダと、当時デザインを手がけたイタリアの名門ピニンファリーナが協力し、当時の姿を完璧に再現するフルレストアが行われました。

 40年も前のコンセプトカーが、新車のような輝きを取り戻して芝生の上に並ぶ姿は、単なる懐かしさを超えて、当時のホンダが持っていた熱いチャレンジ精神を改めて感じさせてくれます。

 HP-Xという名前に付けられた「X」は、当時のエンジニアたちが「未知なるもの」に挑もうとした意気込みを表しています。

 1980年代前半、ホンダはF1に復帰して勢いに乗っていた時期でした。そんななかで「これからのスポーツカーはどうあるべきか」を形にするため、デザインのプロであるピニンファリーナとタッグを組んで生まれたのがこのクルマです。

 まず目を引くのは、その未来的すぎるルックスでしょう。

 このクルマには普通のドアがなく、戦闘機のコクピットのような「キャノピー」がガバッと開いて乗り降りする仕組みになっています。今の目で見ても、かなり尖ったアイデアに映ります。

 ボディサイズは全長4160mm×全幅1780mm×全高1110mmと、非常にコンパクトで低いシルエットを持っています。

 空気の壁を切り裂くようなウェッジシェイプ(くさび型)のデザインは、後のNSXにもそのエッセンスが受け継がれたといわれています。

 ボディの素材には、当時としては最先端だったカーボンファイバーやケブラーなどが使われており、軽さと強さを両立させる工夫が随所に凝らされていました。

 リアに装備されたエアブレーキ機能など、空力に対するこだわりも、現代のスーパーカーに通じるものがあります。

 心臓部に載っているのは、F2選手権の技術を活かして開発された2リッターのV型6気筒DOHCエンジンです。これを運転席の後ろに置くミッドシップレイアウト(MR)を採用し、トランスミッションは5速のマニュアル(MT)を組み合わせていました。

 エンジンカバーに誇らしく刻まれた「赤いHエンブレム」は、後にホンダのスポーツモデルの象徴となる「タイプR」のルーツともいえる、特別なしるしでした。

 車内にはGPSナビゲーションの先駆けとなるようなモニターや、車両の状態をチェックできる電子システムなども装備されており、ホンダらしい「ハイテクへの挑戦」が詰まった空間になっています。

 このHP-Xの復活について、SNSなどネット上ではたくさんの驚きや感動の声が上がっています。

「40年前のコンセプトカーとは思えないほど、今見てもデザインが洗練されている。今のホンダにもこういう自由な発想のスポーツカーを期待したい」といった、当時のデザインセンスを称賛するコメントが多く見られました。

 また、レストアの出来栄えに対しても「これだけ綺麗な状態で残っていて、しかも完璧に直すなんてホンダの愛を感じる。実際にエンジンをかけて走る音が聞いてみたい」と、当時の技術遺産を大切にする姿勢に共感するファンが続出しています。

 なかでも印象的だったのは、NSXとの繋がりを感じるファンの声です。

「NSXが生まれるきっかけが、このイタリアのデザインと日本の技術の融合にあったと思うと胸が熱くなる」「ドアがないという不便さを差し置いても、このかっこよさは別格。赤バッジのV6エンジンという組み合わせが最高」といった熱心な意見もありました。

「今のクルマはどれも似たような形になりがちだけど、こういう突き抜けた個性があるからこそホンダは面白い」と、ブランドのDNAを改めて評価する書き込みも目立ちます。

※ ※ ※

 HP-Xで試行錯誤されたアイデアの多くは、その数年後に「NSX」という形で実を結び、世界を驚かせることになりました。

 今回のレストア展示は、ホンダがこれまで積み重ねてきたスポーツカー作りの歴史を振り返るだけでなく、これから先の未来にどんな驚きを見せてくれるのか、そんな期待を感じさせる出来事でした。

 40年前に描かれた未来予想図は、今もなお色褪せることなく、私たちの心をワクワクさせてくれます。

 ペブルビーチの太陽の下で輝くHP-Xの姿は、ホンダというメーカーがいつの時代も「走りの愉しさ」を追い求め続けていることを、静かに、でも力強く語っていました。

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Writer: くるまのニュース編集部

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