3.5リッターで495馬力! 日産の新「SUVスポーツカー」公開! 専用チューニングのV6搭載した“FRO”仕様の「パトロール NISMO」登場へ

2026年3月13日、日産は新型「パトロール NISMO」を「SUPER GTシリーズ」のファースト・レスキュー・オペレーション(FRO)車両として提供すると発表しました。

過酷な現場を支える一台

 2026年3月13日、日産自動車および日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、国内最高峰のレース「SUPER GTシリーズ」を支えるファースト・レスキュー・オペレーション(FRO)車両として、新型「パトロール NISMO」を提供することを明らかにし、当該車両を公開しました。

 今シーズンの開幕戦となる岡山国際サーキットから導入される予定で、決勝が行われる4月12日には同サーキットで贈呈式も実施されます。

 FRO車両とは、レース中にアクシデントが発生した際、救急医師やレスキュースタッフが迅速に現場へ急行し、救助活動を行うための重要な役割を担うクルマです。

パトロールNISMO「SUPER GT」ファースト・レスキュー・オペレーション車両
パトロールNISMO「SUPER GT」ファースト・レスキュー・オペレーション車両

 パトロールは、中東を中心に世界各地で高い信頼を得ているフラッグシップSUVです。日本では2007年に販売を終了した「サファリ」の系譜を継ぐモデルであり、2027年度前半には日本市場への再投入も予定されている注目の存在です。

 現行の7代目は2024年9月に世界初公開されました。「壊れることのない頑丈性」をテーマにしたスクエアな外観が特徴で、全長5295mm(NISMO仕様)×全幅2070mm×全高1945mmという、圧倒的なサイズ感を誇ります。

 そのなかでも「NISMO」は、日産のモータースポーツ活動から得た知見を惜しみなく投入したハイパフォーマンス仕様です。

 エクステリアは、NISMO伝統の赤いアクセントが施された専用デザインを採用しています。フロントにはハニカムメッシュのVモーショングリルを備え、ブレーキ冷却性能を向上させる新設計バンパーが装備されました。

 リアには空力性能を追求したディフューザーやレイヤード形状のバンパー、延長されたスポイラーを配し、高速走行時の安定性を高めています。

 パワートレインには、専用チューニングが施されたV型6気筒3.5リッターツインターボエンジンを搭載。最高出力は495HP、最大トルクは700Nmという驚異的なスペックを誇ります。

 これに9速ATを組み合わせることで、巨体を感じさせない鋭い加速性能を実現しました。

 足回りには、リアルタイムで減衰力を調整する電子制御ダンパーや、RAYS社と共同開発した22インチ鍛造アルミホイールを採用。さらに専用エキゾーストシステムを装備し、高揚感のあるエンジンサウンドを奏でます。

 今回の車両提供について、NMCの真田裕社長兼CEOは「これまで長きにわたりFRO車両として活躍したY62型パトロール NISMOからバトンを引き継ぎ、世界最高峰のGTカーレースであるSUPER GTを支えて参ります」とコメントしています。

 世界中の過酷な路面で磨かれた走破性と、NISMOのレーシングテクノロジーが融合した一台が、今度は日本のサーキットで人命を守るための盾として活躍することになります。

 本格派SUVとしてのタフさと、高い動力性能を兼ね備えたパトロール NISMOがレースの現場に投入されることは、今後の日本発売に向けた大きなアピールにもなりそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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