隣接県で10円/L差も!? ガソリン価格の地域差なぜ存在?「輸送費だけじゃない」理由とは

クルマのガソリン価格が地域ごとに大きく異なることは、マイカーを所有する人の間でよく知られている事実ですが、差が生じてしまう理由はいったい何でしょうか。一般的には、ガソリンの輸送コストが販売価格に上乗せされているといわれていますが、話はそれだけではないといいます。いったいどういう状況なのでしょうか。

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1件のコメント

  1. 小売価格から検証なしに強引に一般論となっているものに当てはめて「これだけコストがかかってる」と強引に持っていく記事が殆どなので卸価格に触れた面はよかったと思います。

    輸送費輸送費とよく取り沙汰されますが、その各県までの輸送費が含まれたものが特約店向け卸価格。
    各県に運んできた結果です。その上で全国大差ない。
    よく言われる「内陸だから」「鉄道輸送だから」価格差の殆どがばかみたいな輸送費かかってるというのは根拠がない事になります。

    例えば2023/1月の小売ランキングに12月の卸価格を突き合わすと
    全国 168.1(134.1)

    1.徳島県 161.0(136.9)
    2.宮城県 161.4(134.0)
    3.埼玉県 162.5(133.4)
    4.岩手県 162.7(134.0)
    5.秋田県 163.2(134.7)
    43.大分県 175.9(133.0)
    44.高知県 176.2(134.7)
    45.長野県 176.8(135.5)
    46. 鹿児島県 181.6(136.0)
    47.長崎県 181.6(136.2)
    ※()は卸価格

    香川からの陸送が多い徳島県が卸価格が全国ワースト1なのに最安値県。
    ワースト常連組の長崎・鹿児島・長野・高知よりも調達コスト(輸送費含む)高いわけですが、小売は最安、製油所がある大分は逆にワースト。
    たかだか数円差なので影響ないのが当然です。売り方次第。

    ガソリンは定価がありませんので値付けは店次第です。
    競争しやすい土壌であれば下がるし、そうでなければどこも概ね同じ様な利をとるので全国平均に近づいた価格になる。
    ま変な協定とか組まれていると下がらないのではなく逆に上がる。
    どこも同じような利を取って売ってるわけではないので売価からコストを考えるのは無意味です。
    価格は単純に公式みたいについているわけではなく売り手の思惑なんかも入るので
    コスト差=価格差
    とはなりません。

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