なぜ5ナンバー車多い? SUV人気でも教習車に小型セダンが採用される理由とは
運転免許を取得するために、教習所で使用される教習車。その主流は現在、国産5ナンバーセダンとなっています。SUV人気など乗用車が多様化する中で、いったい何故その流れは変わらないのでしょうか。
運転免許を取得するために、教習所で使用される教習車。その主流は現在、国産5ナンバーセダンとなっています。SUV人気など乗用車が多様化する中で、いったい何故その流れは変わらないのでしょうか。
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指定自動車教習所の教習および検定で使用する車両は、「標準試験車両と同程度以上のもの」と定められています。また、標準試験車両の基準は警察庁通達で定められています。
アウディA3は全長がこの標準試験車両に足りないので、通常は使用されません。
また、BMW 320iとBMW X1は全幅が標準試験車両をオーバーしています。これは「同程度以上」であるため問題とはなりませんが、わざわざ難易度の上がる車両にすることはお客様ニーズに添わないため(お客様ニーズの最大公約数は最短時限で修了し検定に受かること)、使用するのは31時限のうちのせいぜい1~2時限ではないでしょうか。
なお、セダンタイプ以外の形にした場合、難易度が上がると見るか下がると見るか微妙で公安委員会の審査(使用する教習車両について必ず審査がある)を通らない可能性があるため、あえてワゴンや2ボックスを選ぶことは少ないと思います。
メーカーの言うこと(建前)と特殊な自動車学校1校の取材だけで記事を書くことはやや危険かと思いますので、コメントしました。