トヨタ「“新型”カローラクロス」発表! “ハニカムグリル&一文字ライト”採用の精悍フェイス! 初搭載の“走行モード”もある「コンパクトSUV」が欧州で登場
欧州で新たに発表された新型「カローラクロス」は大幅刷新され、現代的な洗練さとSUVらしい力強さを兼ね備えた1台に生まれ変わりました。
新型「カローラクロス」発表!
トヨタの欧州法人は2025年5月8日、新型「カローラクロス」を発表しました。
同年夏から欧州ディーラーで販売される予定です。

カローラは1966年に初代が誕生して以来、世界中で5500万台以上を販売し、トヨタの中核車種として長きにわたり進化を続けてきました。
セダンからハッチバック、ステーションワゴン、そしてSUVへと派生し、多様なライフスタイルに応える形でその存在感を強めています。
カローラクロスは2021年に登場した比較的新しい派生モデルであり、今回のマイナーチェンジでは、SUVならではの多用途性に加え、走行性能、静粛性、デザイン、先進安全機能に至るまで細部がブラッシュアップされています。
エクステリアでは、エンジンへのエアフローを最適化した、新デザインのハニカムパターンフロントグリルや、一文字に全体を均一に照らすLEDライトガイド付きのアダプティブハイビーム(AHS)を採用。
リアランプには空力を意識したフィンが組み込まれ、走行安定性を高める工夫も施されています。リアロゴはエンボス加工され、18インチアルミホイールと相まって力強い印象を与えます。
インテリアでは、大型のセンターコンソールと新デザインのシフトノブが採用され、洗練されたキャビン空間を演出。使い勝手を高めるため、スマートフォン用スペースやスライド式収納ボックス、カップホルダーも改良されました。
10.5インチの高解像度ディスプレイを備えたマルチメディアシステムや、12.3インチのフルデジタルメーターも標準装備され、多彩な情報提供と視認性を両立しています。
快適性も向上されており、ルーフ接合部に高減衰材を使い、雨音や走行音を低減。後部座席では、ベンチレーター周辺の素材見直しによって静粛性が向上しました。上級グレードには3層構造のダッシュサイレンサーを採用し、エンジン音を効果的に遮断しています。
パワートレインは、トヨタの第5世代ハイブリッドシステムを採用。エンジン違いによって「ハイブリッド140」と「ハイブリッド200」の2種類のグレードが用意されています。駆動方式はハイブリッド140がFF、ハイブリッド200がFFまたはAWDを選択可能です。走りの選択肢を広げつつ、燃費性能にも配慮されています。
また、インテリジェントAWDでは、新たに「スノー エクストラモード」が加わり、冬道での加減速やコーナリング時の安定性が向上。リアモーターによってスリップを抑え、滑りやすい路面でも安心して走行できます。
安全面では「トヨタT-Mate」を標準装備し、最新の第3世代トヨタセーフティセンスに加え、駐車支援など先進のドライバーアシスト機能を搭載。無線アップデートにも対応し、常に最新の状態を維持できる点も魅力です。
また、今回のマイナーチェンジでは、スポーティな装いと走行性能を強化した「GR SPORT」グレードも新たにラインナップに加わりました。こちらは2025年秋に欧州での販売が予定されています。
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