ボルボ 780解説

780はボルボが1985年から1990年まで販売していたクーペです。

新たな高級2ドアクーペとして開発され、1985年のジュネーブ国際モーターショーにて発表されました。

エクステリアはスタイリッシュで気品があります。設計はイタリアのデザイン会社ベルトーネが手掛けており、直線基調によってさらにスクエア感を強調したボディラインはシャープで先進的な印象を受けます。リアデッキを長くとった古典的なクーペスタイルも780の大きな魅力で、エレガントな雰囲気を演出。ブラックアウトさせたBピラーてに広大なガラスエリアも表現しています。

ボディサイズは全長4790mm、全幅1755mm、全高1415mmです。

インテリアは独自の個性が表現されます。リアシートは2人の乗員向けに独立した形状を採用しており、ドライブへの没入感を高めます。インテリアアイテムには本革仕様のパワーシート、サンルーフ、クルーズコントロールなど快適装備が整っているので安心です。

エンジンは最高出力145PS(107kW)/5100rpm、最大トルク24.0kg・m(235.4Nm)/3750rpmを発揮する2.8リッター水冷V型6気筒OHCエンジンを搭載。駆動方式はFR、トランスミッションは4速ATと組み合わさり、高水準の安定した力強い走行を実現しています。また運転席エアバッグ、ABS、後席3点式シートベルトなどの安全対策も整っています。

現在、780は市場に出回る台数が少ない状態となっています。もし購入を検討されている方は、780の物件に出会えた場合、早めのチェックをおすすめします。