コンセプトは「タイムレス」ボルボに根付くデザイン哲学の秘密に迫る【PR】

2015年より新しいプラットフォームを採用し、新世代へと進化したボルボは、デザインを含めてあらゆる点が高く評価されています。今回は、そんなボルボのデザインの魅力についてフォーカスします。

シンプルで上質なボルボのデザイン その起源とは何か

「スウェーデンにはイギリスやフランスのような栄華を極めた歴史がない」。1990年代後半に、当時のボルボ・デザインのトップ、ピーター・ホルバリーに初めてインタビューしたときに聞いた言葉を、今でも思い出します。

ボルボのミドルサイズエステートV60 T6 Twin Engine AWD Inscription トールハンマーと呼ばれるヘッドライトは、北欧神話に登場する神トールの雷槌がモチーフになっている

 イギリス人の彼は1991年にその地位に就き、1995年の初代S40を手始めに、それまでの角張ったボルボを流麗なシルエットに大変身させていました。

 そうしたカタチ云々の話ももちろん興味深いのですが、彼がスウェーデンの歴史や文化を「外国人」として客観的に観察し、それをデザインに込めようとしている姿勢により感銘を受けたものです。

 栄華を極めた経験のない国の人々に、いわゆるゴージャスは無縁のもの。装飾を排したシンプルなデザインの伝統が、そこに育まれました。

 加えて彼らは、長く寒い冬という厳しい気候のなかで生きてきました。だからこそ陽射しを尊び、自然の恵みを大切にします。

 彼らのシンプルなデザインに、しばしば自然素材の豊かな表情が活かされるのは、北欧の家具を見ればおわかりいただけると思います。

「タイムレスなデザイン」はボルボを語る上で外せない要素のひとつ

1991年に登場した940エステートはまさに四角いボルボの代表格
光の天才と称された「ポール・ヘニングセン」とその作品[出典:ルイスポールセン(ルイスポールセンジャパン)]

 北欧デザインのもうひとつの特徴は、タイムレスということです。例えばボルボと同じ北欧、デンマーク出身の照明器具デザイナー、ポール・ヘニングセンが活躍したのは1920年代から1960年代までですが、その作品は今日の目で見てもモダンで美しいと思います。

 前出のホルバリーも「1950年前にデザインされた家具が最新作のように思えるのは、素晴らしいことだ」と語っていました。

 そして、北欧の中でもスウェーデンは特に福祉国家で、国民の生活レベルが総じて高い。だから、良いものを買って長く使う習慣ができ、それに応えてデザイナーもタイムレスなデザインを目指したのかもしれません。

 シンプルでありモダンで、素材を活かしたタイムレスなデザイン—-これはまさにボルボを語る言葉でもあるのです。

[出典: ルイスポールセン(ルイスポールセンジャパン)

ボルボ・デザインの基本コンセプトは「変わらぬ何かを大切にする」こと

1956年から1970年まで生産された、ボルボ・P120系(アマゾン)は丸みを帯びたデザインだ

 ホルバリーは「脱・四角いボルボ」を実行した張本人ですが、過去を否定したわけではありません。

 1966年に四角い140系が登場する前、”アマゾン”の名で知られる120系は丸みを帯びたフォルムでした。初代S40から現行S60に至るボルボ・セダンの滑らかな丸いルーフラインは、120系がルーツとされています。

 120系と140系に共通するのが分厚いショルダーです。850や940はショルダーを張り出さず、キャビンとボディを一体に見せていましたが、ホルバリーは伝統を復活させ、初代S40以降のボルボを特徴づけるものになりました。それが醸す力強さは安全性の表現にもつながります。

 さらに彼は、ボディサイド断面をそのまま見せる形状の縦長リヤコンビランプをワゴンに採用し、分厚いショルダーを強調。この特徴的なリヤコンビは現在、ワゴンだけでなくSUVでもボルボの目印になっています。

 タイムレスであるためには、変わらぬ何かを持ち続ける必要があります。それは過去の自社製品の美点であり、企業理念であり、それらを育んだ歴史や文化などです。

 現体制のボルボは、何においても「安全」ということについて一切の妥協無く作られていますが、無論デザインに於いても「変わらぬ何か」を大切にする「スカンジナビアン・ライフスタイル」のDNAが根本にあるのです。

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