大谷達也×後藤佑紀がオータニ「KC1000」で大谷翔平ゆかりの地へ! タイ発のプレミアムタイヤは実際のところどうなの?【PR】

自動車ジャーナリストの大谷達也さんがカメラマン兼モデルの後藤佑紀さんとともに、オータニ(OTANI)タイヤを履いたアウディA4で、メジャーリーグの大谷選手にゆかりのある鎌ケ谷を巡るドライブ旅をしました。オータニタイヤとはどのような歴史を持っており、今回A4に履かせたKC1000はどういったタイヤなのか、そのインプレッションをお届けします。

夕日に映えるシーンが美しすぎる!! オータニ「KC1000」のインプレッションを動画で見る!

タイヤブランドの「オータニ」をあなたは知っていますか!?

 今どき「オータニ」と言われれば、誰だってドジャースの大谷翔平選手を思い出しますよね。でも、よくよく考えてみれば、紀尾井町(東京都千代田区)にある老舗ホテルをはじめとして「オータニブランド」は、私たちの身の回りにもいくつか見つけ出せます。

 そうしたなかで、日本でまだあまり知られていない「もうひとつのオータニブランド」が、タイヤのオータニ(OTANI)です。

今回紹介するのはオータニの「KC1000」。アッパークラス向けのプレミアムタイヤだ

 その誕生は1964年と古く、当初はタイ北東部で小さなタイヤ・ショップを営んでいたそうですが、1986年には商用車や農作業車用のバイアスタイヤを生産するオータニタイヤを設立。

 そして2007年に商用車用ラジアルタイヤを生産するオータニラジアルを立ち上げると、2017年には乗用車用ラジアルタイヤの生産にも乗り出しました。

「KC1000」のトレッドパターンはノイズ低減と、ウエットおよびドライ路面でのコントロール性能に優れるパターンを採用している
丸みを帯びたサイドウォールには陰影のはっきりとした「KC1000」という商品名が記されている

 つまり、ブランドとしての歴史は長く、商用車用や農作業車用タイヤの分野ではおよそ40年の実績を有していますが、乗用車用タイヤについてはまだまだ新興勢力というのがオータニタイヤの実像というわけです。

 したがって、日本の私たちがまだオータニタイヤのことをあまり知らないのは、やむを得ないかもしれませんね。

「オオタニ(オータニ)」つながりで大谷達也がレビューを担当します!

 そんなオータニタイヤについて私がご紹介することになったのは、くるまのニューススタッフのひらめきがきっかけだった模様。

 そう、実は私の名字もタイヤと同じ「オオタニ」なんです(笑)。普段は自動車ライターとしてスーパースポーツカーに乗りまくっている私こと大谷達也が、オータニタイヤを紹介したら楽しいぞと、きっとそう思ったんでしょうね。

アウディA4を前にほほ笑む筆者の大谷達也さん(左)とモデルかつ、カメラマンの肩書も持つ後藤佑紀さん(右)

 正直、私自身もオータニタイヤについてはまったく知りませんでしたが、同じ名前というだけでなんだか親近感を覚えちゃいまして、取材の依頼を承りました。

 もちろん、名前が同じだからといって妙な手加減をしないのが私の流儀。というわけで、取材当日に感じた率直な印象を、ここから書き連ねていくことにします。

 今回、試乗したのはオータニが「アッパークラス向けのプレミアムタイヤ」として開発した「KC1000」。乗る前からわかるこのタイヤの魅力は、価格が低く抑えられているところです。今回インプレッションした225/50R17サイズの場合、送料税込1本1万990円というお値打ち価格なのです。(※)2025年5月現在の価格であり、価格は変動します

この価格で買えちゃう!? オータニ「KC1000」の詳細はこちら!

 そんなタイヤをアウディ「A4 35 TDI セダン」に装着してテストします。

アウディA4 35 TDIは、DセグメントセダンであるA4のディーゼルエンジン搭載モデル。シャープでエレガントなスタイリングと優れたトルク、燃費性能を持つ

 これもまったくの偶然なのですが、私はアウディA4 35 TDI アヴァントを普段の足として使っています。セダンとアヴァント=ワゴンというボディ形式の違いはありますが、アウディA4のサスペンションがどういう特性で、タイヤとの組み合わせで乗り心地がどのように変化するかは把握できているつもりなので、その点でもみなさんには有用な情報をご提供できると期待しています。

 そして今回はすてきなゲストをお迎えしました。TGR TEAM KeePer TOM’Sやmuta Racing INGINGといったSUPER GTのトップチームでレースアンバサダーを務めていたモデルの後藤佑紀さんが試乗のお供をしてくださったのです!

ドライブのお供は「後藤佑紀」さん! KC1000をどう感じるのか?

後藤佑紀さんが旅を共にする! サーキットなどで実際にカメラマンとしても活躍するすご腕だ!

「きのちゃん」の愛称で知られる佑紀さんは2024年にレースアンバサダーを卒業。今年は、国内最高峰で最速のフォーミュラレースシリーズであるSUPER FORMULA公式カメラアシスタント/フォトサポアンバサダーとして活躍されているので、ご存じのファンも少なくないでしょう。そんな佑紀さんがオータニタイヤについてどんなコメントをしてくれるかについても、ご期待ください。

 佑紀さんとの待ち合わせに選ばれたのは東京のお隣にあたる千葉県鎌ケ谷市。なぜ、この場所に向かったのかといえば、これもくるまのニューススタッフの思いつきでした。みなさん、その理由をご存じですか?(笑)

鎌ケ谷=オータニなワケは「プロ野球」にあった!?

 実は、これもあとから教えてもらったのですが、あのメジャーリーガーである大谷翔平選手は、北海道日本ハムファイターズに入団してから渡米するまでの約5年間、鎌ケ谷市にある「勇翔寮」に住んでいらっしゃったのです!

 この寮は北海道日本ハムファイターズ2軍の専用球場であるファイターズ鎌ケ谷スタジアム内にあるそうですが、行ってきましたよ、オータニKC1000を履いたアウディA4でファイターズ鎌ケ谷スタジアムまで!(笑)

鎌ケ谷スタジアムは、北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地であり、練習場としても使用されている野球場だ。あの大谷翔平選手もここで2軍時代を過ごした

 野球のことにあまり詳しくない私と佑紀さんは「2軍のプロ野球チームが使うスタジアムって、どんなところだろう?」と興味津々で訪れたのですが、これがとても立派な施設で驚きました。

 客席のスタンドやスコアボードなどは、テレビの野球中継で使われているものとほとんど変わらないように見えるし、スポンサーの看板だって立派な作り。「さすがプロ野球チーム!」と妙なところで感心してしまいました。

鎌ケ谷市内には北海道日本ハムファイターズの選手たちが通いつめているという中華料理店も

 あわせて、「大谷翔平、鎌ケ谷、行きつけの店」で検索するとすぐに出てくる中華料理店「東新軒」さんにも誠に勝手ながら足を運びました(時間の都合で入店はしていません!)。

 そんなこんなで鎌ケ谷市内の一般道を走ったわけですが、KC1000、意外に乗り心地がいいなあとこちらも感心してしまいました。

アウディA4のしっかりとした足回りを見事にアシスト!?

 アウディA4って、一般的なセダンにしてはサスペンション・ダンパーの減衰力が高めなんです。

 これって、路面のうねりなどでボディが揺れても、すっと揺れを収めて乗員の疲れを最小限に抑えることが目的のひとつなのですが、ダンパーの減衰力が高い足回りだと、どうしてもゴツゴツした乗り心地になりがちなんです。

アウディA4の比較的硬めの足回りでも柔軟に受け止めるKC1000。タイヤでクルマの乗り心地は変えられるのだ

 事実、私がA4を購入(1年落ちの中古車でした!)したときに装着されていたタイヤはゴツゴツとした印象が強くて、1年とたたないうちに「乗り心地が優しいタイヤ」に交換してしまったほど。

 もちろん、乗り心地が硬いタイヤには、ハンドリングがしっかりしているとか耐久性が高いといった特性が期待できるのですが、「それにしてもちょっとゴツゴツしすぎるよなあ」というのが私の印象でした。

オータニタイヤのKC1000は聞きなじみのないブランドのタイヤだが、走りの質は上々という評価をもらった

 ところが、今回試乗したKC1000は、私のA4に当初装着されていたタイヤよりもしなやかな印象で、ゴツゴツした感触があまりありません。それでいてダンピングがよく利いているので、ボディが揺れにくい。

 佑紀さんは実は乗り物酔いをしやすいそうですが、ボディが揺れないうえにゴツゴツ感が少ない乗り心地がお気に召したようで、この日は合計で10時間近くも助手席に座っていてくださったのに、気持ち悪くならずに済んだ模様。

 それどころか「A4とKC1000の組み合わせ、とても乗り心地が快適です!」とお褒めの言葉までいただいてしまいました。

 次のページでは、高速道路やワインディングをインプレッションした様子をお届けします。

【画像】低価格なのにパフォーマンス高い! オータニ「KC1000」の画像を詳しく見る!(33枚)

画像ギャラリー

1 2

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー