オートウェイの新上陸スポーツタイヤ3種を徹底比較! 公道&サーキット試乗で見る輸入タイヤの実力とは 【PR】

輸入タイヤ販売大手のオートウェイが販売する新作輸入スポーツタイヤ3種類を、レーシングドライバーの蘇武喜和選手がBRZで試乗。一般道からサーキットまでさまざまな路面でテストし、それぞれのタイヤの特徴を詳しく解説します。

オートウェイ輸入タイヤ3ブランドの比較試乗動画はこちらから!

スポーツタイヤ3種比較で分かるそれぞれのキャラクターの違いとは

 クルマを走らせることが大好きなユーザーにとっては、タイヤの性能はもちろん、手に取りやすい価格かという点も無視できないファクターでしょう。

 そんなクルマを走らせることが大好きなわれわれの強い味方と言えるのが、輸入タイヤ販売大手の「オートウェイ」です。

 オートウェイは世界各国から厳選した高品質な輸入タイヤを低価格で提供してくれることで知られていますが、その中にはスポーツタイヤも数多く含まれています。

タイヤ輸入販売大手のオートウェイが販売する3種類のタイヤを徹底レビュー! レーシングドライバーの蘇武喜和選手がその走りを評価する

 一般的な街乗りではなく、サーキットなどでのスポーツ走行を楽しむとタイヤの減りも早くなるため、安価で買える輸入スポーツタイヤはありがたい存在といえますが、どんな特性を持っているのかを判断するのはなかなか難しいところです。

 そこで今回は、輸入スポーツタイヤ「MOMO Tires(モモタイヤ)」「ARMSTRONG(アームストロング)」「DAVANTI(ダヴァンティ)」の3ブランドの中から、オートウェイが間もなく取り扱いを開始する予定の3種類のタイヤをレーシングドライバーの蘇武喜和選手に試していただき、一般道、高速道路、筑波サーキット(茨城県下妻市)コース1000で走った印象をお聞きしました。

テスト車両はスバル「BRZ」のSTI Sportで6速マニュアルミッション車だ

 なお、今回のテストに用いたのはスバル「BRZ」。グレードはノーマルよりもスポーツ志向を高めたセッティングのSTI Sportで、6速MT車で、メーカーオプションのブレンボブレーキ装着車となります。

 タイヤサイズは全て225/45R17、空気圧は2.4kPaで統一。ホイールもオートウェイで取り扱っているファイナリスト「FZ-S5」で統一しています。

 それでは各タイヤについてのインプレッションをまとめてお伝えしましょう。

クルマの挙動を理解しやすいタイヤ 「MOMO M-ATTACK(TW180)」

 まずは、純正装着やカスタムステアリングなどでも知られるイタリアのブランドであるMOMO(モモ)の名前を冠したMOMO Tiresがリリースする「M-ATTACK(エムアタック)」です。

 こちらは今回テストしたタイヤの中では唯一、タイヤの摩耗度を示すTW(トレッドウェア)が180(数値が低いほど高いグリップとされる)というもので、メーカーは公道走行も可能なセミスリックタイヤと評しており、トレッドパターンも左右非対称な攻撃的なスタイルとなっています。

 価格は送料税込1本1万1290円です。(※)2025年3月現在の価格であり、価格は変動します

アフターパーツメーカーとして知られるMOMOブランドから「M-ATTACK」を紹介する
挑戦的なトレッドデザインからは見た目にもこだわるMOMOのデザイン性の高さを感じる

 そんなアグレッシブな見た目に反して、一般道試乗で蘇武さんは「剛性をしっかり感じるタイヤです。路面の情報をつかみやすいですね。タイヤの溝の深さがある方なので、たわみやすい部類かと思います。ですが、ハンドルを取られるようなことはないので、自然に乗れるタイヤだと思います。路面温度が低い朝でも安心して移動できますね」とコメント。

高速道路でも安心して乗ることができるという「M-ATTACK」

 高速道路では「意外にも静かで、高速道路で速度を上げていってもうるさくなることもありませんでした。接地感も高いので、街乗りでも安心して乗ることができるコンパウンドという感じです。ただコンパウンドが柔らかいことが影響してか、ややレスポンスはマイルドですね」と、意外にも街乗りに適しているという評価でした。

 一方のサーキットでは、「コースイン直後のタイヤが冷えている状態でも唐突にグリップが失われるようなこともなく、怖さを感じさせないタイヤですね」と高評価。

「クルマが思ったよりも外側に膨らむアンダーステア、スピン挙動のオーバーステアも分かりやすくドライバーに伝えてくれるので、初心者がコントロールを学ぶのにはいいかもしれません」と言います。

サーキットでもまずまずの評価の「M-ATTACK」。蘇武さんは初心者向けと評価した

 続けて「ただ、ブロックやサイドウォールの剛性はもう少し欲しいところです。今回は空気圧を全てのタイヤでそろえてチェックしていますが、このタイヤはサーキットではさらにエアを下げて走るのも手かもしれません」と話してくれました。

気温:18℃ 路面温度:15.5℃ 参考タイム:43秒112 最高速度(計測地点):86.760km/h

M-ATTACKについて詳しく見る

中級者向けとコメントなぜ!? 「ARMSTRONG BLU-TRAC RACE(TW200)」

 アメリカのタイヤブランドであるARMSTRONG(アームストロング)は、1912年創業という歴史のあるブランドで、すでにオートウェイでもスタンダードタイヤやSUV・クロスカントリー車向けのATタイヤなどが販売されています。

 そんなアームストロングが今回送り出すスポーツタイヤが「BLU-TRAC RACE(ブルートラックレース)」というもので、一目でスポーツタイヤであることが分かるアグレッシブなトレッドパターンが特徴です。

 価格は送料税込1本1万690円です。(※)2025年3月現在の価格であり、価格は変動します

アームストロングからは「BLU-TRAC RACE」をテスト!
「BLU-TRAC RACE」は2本と極太メイングルーブがトレッドを走る

 一般道で乗った印象について蘇武さんは「溝の大きいタイヤなので、50km/hくらいでノイズが出てきます。

 路面によっては突き上げ感がありますが、ショルダーの剛性が柔らかいので気にするレベルではないと思います」

ストリートとサーキットをバランス良く走るために仕上げたクルマにおすすめという「BLU-TRAC RACE」

 続いて「変にワンダリング(車両がふらつくこと)もなく、(ハンドルを)切った分だけちゃんと曲がってくれます。街乗りからサーキットまでオールマイティーに仕上げられたクルマにはぴったりかもしれないですね」と話します。

 高速道路では「しっかりとした印象でふらつきなどはないですね。ロードノイズは大きいかなという感じです。今回のテスト車は純正マフラーで排気音も静かなのでより目立ちましたね」とのこと。

中級者レベルにおすすめといい、荷重移動練習などワンステップ上の走りをする人には特に良いという「BLU-TRAC RACE」

 サーキットでの走行では、「一般道を走った印象とは変わって、しっかりしたハンドリングを感じます。縁石に乗った際の突き上げ感は強いです。ロードノイズもコースでは気になりませんね」とまずまずの感想。

 さらに「剛性があるので切り返しが楽です。ただ、横のグリップがちょっと弱めなので、スライドの練習に向いているかもしれません。ブレーキでもちゃんと向きが変わってくれるので、トレーニングには最適だと思います。特に、初級者〜中級者レベルの人が荷重移動の練習をする用途には最適ではないでしょうか」と評価しました。

気温:17℃ 路面温度:16.2℃ 参考タイム:43秒914 最高速度(計測地点):85.176km/h

BLU-TRAC RACEについて詳しく見る

【画像】これが輸入タイヤの実力だ! そのデザインと走りを画像で詳しく見る!(57枚)

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