トヨタ新型「RAV4」注文殺到で“争奪戦”に! 狭き門すぎて「1年以上買えません…」のケースも!? それでも「早めに納車される」“賢者の買い方”とは!
トヨタ「RAV4」の新型車がついに発売されました。内々に行われていた先行受注分ですでに争奪戦となっているようですが、同じくトヨタSUVとして注目される「ランドクルーザーFJ」も同様の状況になりそうです。
新型「RAV4」先行予約で早くも“争奪戦”に?
6代目となる新型トヨタ「RAV4」が2025年12月17日に発売されました。
RAV4は、北米でも高い支持を集めるなど、世界屈指の販売台数を誇る人気SUVです。それだけに、世界各地での生産台数枠の奪い合いもあるようです。

2025年5月にワールドプレミアされた新型RAV4は、2025年度内発売の予告どおり、約7か月後となる12月に発売されました。
トヨタに限らず先行予約(先行受注)を受け付けることはめずらしくなく、新型RAV4も一部のディーラーでは主に既存オーナー向けに2025年10月から先行予約(内々に)を開始していたようです。
とあるトヨタ販売店によると、新型RAV4の生産開始は2026年1月から。当然ながら2025年10月からの先行予約分から順次、生産されることになります。
長い納期待ちとなっている新型車を除き、一般的にはオーダーから2~3か月程度で納車されますが、2025年12月下旬時点で「クラウン」が3か月程度(FCEVは1か月程度)、「GRヤリス」や「bZ4X」も2~3か月程度とホームページに掲載されています。
新型RAV4の10月分の生産枠は不明ではあるものの、オーダーから納車まで3か月程度だとすると、早ければ2026年3月あるいは4月には順次納車が始まると予想できます。
正式発売後に注文できたとしても先行予約分の生産後になりますので、新型RAV4の生産枠によっては、かなりの長い納期待ちになるのも容易に想像できます。
ちなみに2025年では、RAV4のライバルであるスバル「フォレスター」のストロングハイブリッドシステムを搭載する「S-HEV」モデルが納期1年待ちという状況もありました。
トヨタでいえば、「アルファード/ヴェルファイア」の2年待ちという流れのも記憶に新しいところです。新型RAV4も1年待ち以上というケースもあり得るかもしれません。
なお、新型RAV4は、各販売会社に割り振られている台数は、購入希望者に対して極端に少なく、タイヤサイズなどの仕様によってはさらに狭き門となっている模様。
また、2026年年央頃と予告されているトヨタ「ランドクルーザーFJ」においても、RAV4と同様に激しい争奪戦となることが予想されます。
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新型RAV4にどうしても乗りたい場合は、ほかのモデルと同様にサブスクの「KINTO」を使う手もあります。
新型RAV4でもKINTO向けの生産枠が設けられているはずで、2025年12月下旬現在、月額3万8390円~、納期目処は3か月~6か月となっています。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。





















































