荷台が“めちゃ伸びる”! ダイハツ新「軽トラ」初公開! 超“広びろ荷室”採用の「3代目」! 現実的な進化遂げた「ハイゼット トラック パネルバンEXTEND3」とは
2026年1月9日から11日まで、幕張メッセで開催が予定されている「東京オートサロン2026」に出展するダイハツが、出展を予定している車両の発表を行いました。この中で「ハイゼット トラック パネルバンEXTEND3」はどのようなモデルなのでしょうか。
のびーる!
2026年1月9日から11日まで、幕張メッセで開催が予定されている「東京オートサロン2026」に出展するダイハツが、出展を予定している車両の発表を行いました。
「ハイゼット トラック パネルバンEXTEND3」と名付けられた車両は、ダイハツの軽トラックである「ハイゼットトラック」の特装車であるパネルバンをベースとしたもの。
このパネルバンとは通常は軽トラックの荷台が備わる部分に箱型の荷室を架装したもので、荷室と車室を完全に分けることができるため、食品や鮮魚などを運ぶユーザーから選ばれることが多いモデルとなっています。

今回はそんなパネルバン仕様をベースに、停車中に荷室をスライドし、フロアの延長ができるように改造しており、様々な使用シーンでの利便性が向上している点が大きな特徴。
そのため、ビジネスユースだけでなくアウトドアシーンでも活躍することが想定されており、荷台下にはオリジナルのサイドパネルを換装することで更なる積載量アップも実現しているのもポイントです。
なお、今回の車両の名前が「EXTEND3」となっているのは、2023年の東京オートサロンでハイゼットジャンボをベースとした初代の「EXTEND」が発表され、翌2024年の東京オートサロンで同じくジャンボベースの「EXTEND2」が登場し、今回で第3弾となっているため。
初代と2代目はどちらもモータースポーツシーンにおけるサポートカーというキャラクターが与えられており、初代EXTENDはいかにもコンセプトカーというややハリボテ感のある仕上がりとなっていましたが、EXTEND2では実際にナンバー付の車両をベースにするなど、かなり現実的なものへと進化していました。
そして今回のEXTEND3ではベースをジャンボではなく、通常のトラックのパネルバンにしたことで荷室部分もすでにあるものがベースとなるなど、さらに現実味を帯びたモデルとなっている点にも注目したいところ。
実際にこのモデルが市販されるかどうかは現状不明ではありますが、1回限りのショーモデルも珍しくない中で、3年連続で同じコンセプトの車両を出展するということは、何かしらの考えがあるものと期待したいですね。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。























