渋滞中のイライラ「ガッキ―」「さんま」の声で解消? お盆は約9割がマイカーで帰省
お盆休みに関するアンケートを実施。帰省手段や帰省にかかる費用のほか、カーナビで聴きたい「声」アンケートでは、あの有名芸能人が1位という結果でした。
お盆の帰省には平均2万円かかる人が圧倒的
ソニー損害保険株式会社は、自家用車を所有して自分で運転をする20代~50代で、「今年のお盆に帰省する予定がある」男女に対し、「2018年 お盆の帰省に関する調査」をインターネットリサーチで実施しました。
今回の調査では、【今年のお盆休み/お盆の帰省ラッシュ】という質問をベースに「あおり運転」や「理想のカーナビボイス」などに関するアンケートを実施。2018年6月20日から6月22日の3日間で、1000名の有効回答を元にしています。
今年の【お盆休みは何日間?】という質問では、最も多かったのは「5日」で20.1%、次いで、「3日」が14.7%、「6日」が12.0%、「9日」が11.0%となり、平均日数は4.9日となりました。
また、帰省手段では「自家用車」を利用する人は88.4%、「鉄道(電車・新幹線)」が13.6%、「飛行機」が6.0%となり、帰省にかかる移動時間(片道)を聞いたところ、平均は2.5時間で、自家用車で帰省する方は2.3時間、鉄道で帰省する方は3.5時間、飛行機で帰省する方は4.4時間でした。
お盆の帰省にかかる費用(一世帯あたり)では、全体平均2万1579円、自家用車で帰省する予定の人は1万8393円、鉄道で帰省する予定の方は3万8493円、飛行機で帰省する予定の方は6万1583円。そのうち、SAやPAで味わうご当地グルメに使う金額は平均1430円、帰省先への手土産額の平均は3811円という結果です。
「あおり運転」を受けたことがある人は全体の51.0%
お盆の帰省に関して「長距離運転のドライブ」についても調査。そのなかで、よくある事故・トラブルは「渋滞中のトイレ」「他車との事故」「ゲリラ豪雨」などが挙げられました。
過去に帰省などの長距離ドライブで事故やトラブルを経験した方389名の回答をみると、「渋滞中のトイレトラブル」(26.5%)が最も多く、「他の車との事故」(26.2%)、「ゲリラ豪雨などの自然災害」(23.1%)、「タイヤのパンク」(20.3%)、「バッテリー上がり」(20.1%)が続きました。長距離ドライブの際には、他の車との事故だけではなく、トイレ休憩のタイミングや気象・防災情報にも気を配る必要があるようです。また、ドライブ前のバッテリーチェックやタイヤチェックも大切なようです。
また、最近よく聞く“あおり運転”に関する項目では、「ある」51.0%、「ない」49.0%となっており、半数以上の人が“あおり運転”を受けたことが判明。居住地別にみると、北海道・東北では64.6%と6割を超え他のエリアと比べると高くなっています。