ダイハツ「ちいさな“高級”軽バン」に注目! もはや「“ミニ”アルファード!?」な“カクカク”デザイン! 全長3.4m級の上質モデル「アトレー“プレミアム”ver.」に期待感高まる
ダイハツの人気軽商用バン「アトレー」をベースにした上級仕様が、モデルチェンジ直後の2022年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2022」に参考出品されました。市販化が期待される同モデルについて紹介します。
軽バンのさらなる「プレミアム化」を実現
2021年12月、17年ぶりにフルモデルチェンジを実施して最新版となったダイハツの軽商用バン「アトレー」ですが、さらなる上級仕様「アトレー プレミアムver.」が、デビュー直後の2022年1月に開催された「東京オートサロン2022」に参考出品されています。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。

現行型で6代目となるアトレーは、先代まで5ナンバーの乗用ワゴン車でしたが、6代目は4ナンバー(商用バン)に変更され、兄弟車「ハイゼットカーゴ」の“上級”商用バンという位置づけとなりました。
ダイハツの設計思想「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」をもとにした新開発プラットフォームやCVTを軽商用車で初搭載したほか、予防安全機能「スマートアシスト」も搭載し、走行性能や安全性、燃費、静粛性といった基本性能を大幅に向上させています。
よりスクエアな車体形状やフラットな床面を採用したことで荷室の効率もさらに高め、2名乗車時で350kgの最大積載量を確保する一方で、乗用車同等の快適装備や質感、先進運転支援機能も備わり、アウトドアレジャーを楽しむ個人ユーザーの需要にも対応します。
全車が660cc直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最上級グレード「RS」に標準装備される全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)とともに、ロングドライブでも余裕ある快適な走りを備えているのも魅力です。
そんなアトレー RSをベースに製作されたアトレー プレミアムver.は、内外装の専用パーツやローダウンサスペンションなどを組み込み、プレミアムな世界観を表現した、いわば「アトレーカスタム」というべきモデルです。
ノーマルのアトレーは、ボディ下部などにあえてブラックの樹脂色を残し、アウトドアにも似合うタフなイメージとしています。
これに対しアトレー プレミアムver.はそれらも全てボディ同色のパールホワイトに塗装し質感を高めるとともに、ルーフ部のみブラックに仕上げることで、ローダウン感も強調しています。
フロントは縦型のLEDデイライトが組み込まれたバンパー一体のスクエアな独自デザインの超大型グリルを新採用し、ブラックインナーヘッドランプとともに、黒とメッキによる大胆なマスクに刷新されました。
16インチのアルミホイールにもメッキとブラックを組みあわせ、トータルコーディネートが施されたほか、リアにはブラックのルーフエンドスポイラーも備わります。
内装は、ホワイトの本革風シートカバーやホワイト&ブラックの加飾が装備され、外装とのマッチングも図られています。
※ ※ ※
もはや「“ミニ”アルファード」というべき迫力や質感、そして非常に高い完成度などから、多くの人が市販化を疑いませんでした。
しかし、その後生じた一連の認証不正問題などの影響があったのか、発表から3年が経過した今も実現していないのは残念な限りです。
いまだSNSなどでは「欲しい」「待ってる」の声が上がるアトレー プレミアムver.だけに、ダイハツの英断を大いに期待したいところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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