トヨタ「“新たな”カローラ」に反響多数! パワフル「2リッターHVユニット」搭載に「ずっと待ってました」「欲しかった」の声も! 斬新「黒すぎマットカラー」もスゴい「シリーズ最新“欧州モデル”」に寄せられた“熱視線”とは
2025年12月2日、トヨタの欧州法人は「カローラ」に一部改良を施した2026年モデルを発表しました。これに対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。
「マットカラー」の量産化に「これは凄いことです」の声も
トヨタの欧州法人は2025年12月2日、「カローラ」に一部改良を施した2026年モデルを発表しました。2025年末より欧州各地域で順次発売される予定です。
日本向けカローラとは異なる仕様に対し、SNSなどには多くの声が集まっていました。
![トヨタ新「カローラ」[欧州仕様]に新採用されたマットカラーも大注目!](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/12/20251202_2026corolla_Europe_000.jpg?v=1764669056)
トヨタのラインナップにおける基幹モデルとして、世界中でこれまで累計5000万台以上を販売しているカローラは、2018年に登場した現行型で12世代目となります。
日本のみならず世界でも生産がおこなわれており、そのひとつが欧州です。
欧州向けのカローラシリーズのうち、5ドアハッチバックおよびツーリングスポーツ(ステーションワゴン)は英国トヨタ・マニュファクチャリング・UK(TMUK)工場で、セダンモデルはトルコのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ターキー(TMMT)でそれぞれ現地生産されます。
今回の2026年モデルでは、世界で支持されるカローラシリーズの基本的な価値を維持しつつ、時代が求める環境性能とデジタル体験のアップデートが図られました。
なかでも、新たに採用された「オニキス・グレー(Onyx Grey)」は、欧州で生産モデルとしては初めてのマット塗装(艶消し)となります。
この塗装が限定生産車やハンドメイドの車両ではなく、量産ラインで生産される車両に適用されるのは特筆すべき点でしょう。
TMUK工場にとっても、このような根本的に異なる塗装仕上げを量産車に導入することは初の試みとなります。
なおオニキス・グレーは、2025年末までに英国市場で先行して導入され、その後2026年にかけて他の欧州各国市場へと順次展開される予定です。
この新マット塗装に加え、新たなメタリックカラーとして「ストーム・グレー(Storm Grey)」も設定されました。
一方、環境負荷低減に向けた具体的な取り組みとして、内装材におけるリサイクル素材の使用比率を高め、環境意識の高い欧州市場のニーズに応える進化を遂げています。
パワートレインは、最新第5世代のフルハイブリッド技術として、高い効率を誇る1.8リッターおよび2リッターの2種類のハイブリッドシステムが用意されます。
モーター出力の向上や制御の最適化により、アクセル操作に対するレスポンスが向上しており、市街地でのスムーズな発進から高速道路での合流まで、ストレスのない運転感覚を提供します。
特に2リッターハイブリッドシステムは、最高出力178 DIN hp(約180ps)を発揮し、環境性能だけでなく、より鋭い加速とドライビングプレジャーを求めるユーザーに対応する仕様としています。
加えて、全グレードに12.3インチのデジタルコンビメーター(液晶メーター)を標準化したほか、無線通信によるソフトウェアアップデート(OTA:Over-the-Air)に対応した10.5インチの高精細タッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステム(「Toyota Smart Connect+」マルチメディアシステム搭載)を備えます。
さらに「トヨタセーフティセンス」を核にした先進安全・運転支援パッケージである「Toyota T-Mate」を標準化しました。こちらもOTAアップデートに対応し、購入後も最新の安全性能が維持されるよう設計されています。
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独自の進化を遂げた新たなカローラの欧州仕様に対し、SNSなどにはさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「同じように見えてなぜか格好良く見えるのなんで?」「欧州仕様車って日本のと違うの?」など、国内向けカローラとの違いを指摘する声でした。
前述の通り、グローバルで生産・販売されるカローラですが、これまで各国の事情にあわせてさまざまな独自仕様がつくられ、モデルチェンジの際の障壁になっていたといいます。
そこで現行型のモデルチェンジの際に効率化を図り、新たなTNGA GA-Cプラットフォームを採用するとともに、世界統一のモデルとして開発されました。
しかしその際、道路や駐車場が狭い国内事情を鑑みて、車幅や全長は若干切り詰められ、ドアミラーの張り出しなども配慮するなど、日本仕様は若干コンパクトな独自のカスタマイズがされているのです。
また日本では「カローラクロス」のスポーツ仕様「GR SPORT」にのみ搭載される2リッターハイブリッドが通常のカローラシリーズでも採用されていることを指摘する声も見られました。
「2リッター導入をずっと待っていました」「日本でも入れて欲しい」「1.8HEVではパワーが足りないと感じている人は少なくないのでは」「(ミニバンの)ノア・ヴォクシーも1.8HEVは役不足」など、国内導入を熱望する意見も見られます。
また新たに採用されたマットカラーに対し「シレっと報じられているけれど、これはけっこう凄いことですよ」「日本でも導入して欲しい」などのコメントも見られました。
デビューから7年(セダン・ツーリングは6年)が経過し、そろそろフルモデルチェンジのウワサも聞かれる現行型カローラシリーズですが、まだまだユーザーの期待度は高いようです。
Writer: くるまのニュース編集部
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