日産「最新フェアレディZ」最新の納期は? 当初は異例の“注文殺到”状態も今なら「3ヶ月」で納車もOK? 新しい「GT-Rカラー」も設定の“2025年モデル” 直近の状況は?

2024年11月に2025年モデルを発表した日産「フェアレディZ」。その後のユーザーの反響など、首都圏の日産ディーラーに問い合わせてみました。

購入を検討している人に朗報! 最短で3~4ヵ月程度での納車が可能

 1969年にデビューした初代「フェアレディZ」(S30型)から数えて7代目にあたるのが、現行型のフェアレディZ(RZ34型)です。

 7代目の特徴として、このモデルらしい流麗なリフトバックボディを持ち、歴代モデルのオマージュが随所に盛り込まれていることはファンの人であればひと目で分かるはずでしょう。

日産「フェアレディZ」最新モデル
日産「フェアレディZ」最新モデル

 パワートレインは新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR30DDTT型」を搭載、最高出力405馬力/6400rpm、最大トルク475Nm/1600-5600rpmを発揮します。

 現行型フェアレディZのボディサイズは、全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm、ホイールベース2550mmです。

 トランスミッションは9速ATまたは6速MTが組み合わされ、駆動方式はFRとなります。

 日本では2022年1月、カスタムカーの祭典「東京オートサロン2022」の会場でデビューを果たしたものの、注文が殺到して同年8月には受注停止となってしまいます。

 そして折しも、コロナウイルスの影響により、半導体など自動車関連部品の調達が遅れに遅れたことに加え、感染拡大による工場の操業停止したことも重なり、一時は膨れ上がった注文分を生産するだけで4年を要するといわれたほどにバックオーダーを抱えてしまう事態となります。

 そして2023年8月に「NISMO」が手掛けたハイパフォーマンスモデル「フェアレディZ NISMO」が追加されます。

 NISMO専用のスポーティなデザインが採用されたほか、専用チューニングが施された、最高出力420馬力という3リッターターボエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデルであり、こちらのモデルも予約が殺到したことは言うまでもありません。

 それからおよそ2年後の2025年1月、日産はフェアレディZおよびフェアレディZ NISMOの2025年度生産分の注文受付を開始したと発表しました。

 スタンダードモデルであるフェアレディZは、2025年度から生産される「ミッドナイトパープル」「432オレンジ」「ステルスグレー/スーパーブラック 2トーン」の3色のボディカラーの注文受付を行うと発表し、それ以外のボディカラーも注文が可能に。

 そしてフェアレディZ NISMOの2025年度生産分については、メーカー抽選の申込みを各販売会社にて行うと発表され、同時に2025年度生産台数は1000台を予定していることもアナウンスされました。

 こちらの発表からおよそ1年が経過したフェアレディZおよびフェアレディZ NISMOの2025年モデルの状況について、11月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。

「たしかに一時期はバックオーダーを抱えており、ご納車までかなりのお時間をいただくことはありました。

 しかし現在は『フェアレディZ』および『フェアレディZ NISMO』は、すべてのグレードおよびボディカラーのご注文が可能です。

 現時点では大丈夫だと思われますが、ふたたび受注停止や台数を制限するなどの対応が行われる可能性もありますので、ご検討いただいている方は1度ディーラーにお問い合わせいただくか、ご来店ください」。

 また、別の日産ディーラーでもこんなコメントも。

「ようやく…といいますか、フェアレディZのご注文に関しても落ち着いた感があります。

 まだまだ『納車時期未定なんでしょ』といったお問い合わせをいただくこともありますが、現時点では最短で3~4ヵ月程度での納車が可能です」。

 欲しいグレードやボディカラーが注文できず、悔しい思いをした人がいるかもしれません。

 しかし、現時点(11月下旬)であればグレードやボディカラーを問わず注文が可能とのことでした。

 またいつ状況が変わるか分からないだけに、気になっている方は早めの問い合わせをおすすめします。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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