「えっ…300万円台から!?」 トヨタ新型「ランドクルーザーFJ」価格は? 斬新“カクカク”デザイン×ラダーフレーム採用の「ガチ仕様」で26年発売へ

■「ミニ70」のような道具感あふれるデザイン

 新型ランドクルーザーFJのエクステリアは、昨今の流麗なクロスオーバーSUVとは一線を画す、角張った「ボクシー」なスタイルが特徴です。

 丸目のヘッドライトや、角を削ぎ落とした多面体形状のボディは、名車「FJ40」へのオマージュを感じさせると同時に、「日常使いできるミニ70(ナナマル)」と評したくなるような、頼もしい道具感を漂わせています。

 見た目だけでなく、中身も本格派です。

 骨格には、最新の「GA-F」プラットフォームではなく、ピックアップトラックのハイラックスなどで実績のある「IMV」プラットフォームを採用しました。

 強靭なラダーフレーム構造に加え、最低地上高は240mmを確保。

 大径の18インチタイヤを装着することで、悪路の凹凸も難なく乗り越える走破性を備えています。

 一方で、この本格的な構造ゆえの注意点もあります。床面が高いため乗降性には慣れが必要であり、ショートホイールベースの影響で後席の足元空間は「ヤリス」と同等程度と、広大とは言えません。

 しかし、荷室はスクエアな形状で背の高い荷物も積みやすく、まさに「遊びのギア」として使い倒すには最適なパッケージングと言えるでしょう。

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