165万円! スズキ「アルト “ニャパン”」!? 丸目ライト&ヒゲデザイン採用の「“ネコ”モデル」! ウサギやめた「斬新モデル」とは
ウサギをモチーフにしたデザインが特徴のスズキ「アルト ラパン/アルト ラパン LC」。そのラパンを、まさかの“ネコ化”したカスタムカーが販売されています。「アルト ニャパン」と名付けられたこの1台には、どのような特徴があるのでしょうか。
「ウサギ」が「ネコ」に!? 個性的すぎる“軽”とは
ウサギをモチーフにしたデザインが特徴のスズキの軽セダン「アルト ラパン/アルト ラパン LC」。そのラパンを、まさかの“ネコ化”したカスタムカーが販売されています。

スズキ「アルト ラパン」は、その愛らしいルックスから若い女性に絶大な支持を得てきた軽自動車です。
現行モデルとなるのは2015年に登場した3代目で、2025年8月にはエンジンがマイルドハイブリッド化するなどの大幅な改良が施されています。
また、2022年6月には派生モデルの「アルト ラパン LC」が追加され、かつての「フロンテ」をほうふつとさせる「レトロかわいい」デザインが好評を博しています。「ラパン」とはフランス語で「ウサギ」を意味しており、その名のとおり、ラパンにはいたるところにウサギのモチーフが見られます。
たとえば、ホイールキャップやドアライニング、ヘッドランプやリアランプなど、10を超えるウサギが隠れているとされています。
そんな「ウサギ系軽自動車」のラパンを、大胆にも「ネコ化」させてしまった「アルト ニャパン」が登場し、注目を集めています。
三重県四日市市の中古車販売店「オートスピリット」で販売されているアルト ニャパンは、アルト ラパン LCの上級グレードである「X」をベースとしています。
フロント部にはネコのヒゲを模した3本線のステッカーがあしらわれており、エンブレムも「NEKO CAR」と書かれたオリジナルのものが備わります。
また、本来はウサギが描かれているホイールキャップは「肉球エンブレム」へと変更されており、ネコらしさを増しています。
フューエルリッドやリアハッチにも「肉球エンブレム」があしらわれているほか、リアのエンブレム付近には「伸び」をするネコの姿も見られます。
インテリアにも、助手席のインパネ部にネコを発見することができます。
また、ブラウン×チェック柄にマッチするオリジナルのフロアマットも印象的です。
そのほか、ルーフに備わるラックがアルト ニャパンのかわいらしさをさらに引き立てています。
ネコ好きにはたまらない1台となっているアルト ニャパンについて、オートスピリットの担当者は次のように話します。
「当社はスズキの販売代理店でもあるのですが、『アルト ラパンをふつうに販売しても売れないのでは?』と考え、アルト ニャパンを企画しました。
ステッカーの追加やエンブレムの交換といった細かいカスタマイズがメインではあるものの、実車をご覧になったお客様からは『ヒゲがかわいい』『ネコ仕様のエンブレムがかわいい』といった声をいただいています。
また、三重県外のお客様からも問い合わせをいただくこともあります。
ちなみに、今後は『ジムニーノマド』のエアロパーツや『スペーシアギア』のキャンピングカーの製作をおこなう予定です」
※ ※ ※
2025年11月28日現在、アルト ニャパンの車両本体価格(消費税込)は165万円となっています。また、走行距離は15kmとほぼ新車同様です。
アルト ラパン LCのもつ使い勝手のよさもしっかりと維持されているため、実用的な軽自動車としても活躍してくれる1台と言えそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


































