レクサスの新「ちいさな“高級SUV”」発表で反響殺到! 「着実にアップデートしてる」「LBXより好き」の声も! ロングセラーモデル「UX」に寄せられた“熱視線”とは
2025年12月4日、レクサスはコンパクトSUV「UX」に一部改良を実施しました。デビュー7年が経過したロングセラーモデルの進化に対し、SNSなどには早くもさまざまな反響が寄せられています。
「地道な改良」を評価する声も
LEXUS(レクサス)は2025年12月4日、「UX」に一部改良を実施し、同日より発売を開始しました。
都会派コンパクトクロスオーバーモデルの進化に対し、SNSなどでは早くも多くの声が集まっています。

UXは「Creative Urban Explorer」をコンセプトに、2018年に導入された都会派コンパクトクロスオーバーです。
ボディサイズは、全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベース2640mmで、ラージモデルが多いレクサス車のなかでもコンパクトなクラスに属します。
パワーユニットは、デビュー当初2リッターガソリンエンジン車「UX200」と、2リッターHEV(ハイブリッド車)「UX250h」の2タイプが用意されていましたが、2023年12月の一部改良でガソリン車が廃止されるとともに、HEVモデルが「UX300h」名に変更されています。
加えて2020年には、レクサス初のEV(電気自動車)モデル「UX300e」も追加されました(現在は販売終了)。
そんなUXはデビューから7年が経過し、2025年11月末時点で80以上の国と地域で累計約40万台を販売したロングセラーモデルとなっています。
今回の一部改良では、より上質な室内空間を目指し、インテリアを中心とした変更が実施されました。
新採用の「インテリアイルミパッケージ」は、室内の造形や素材の美しさを際立たせる64色のイルミネーションです。
加えて、従来より設定のある前席足元およびフロントコンソールトレイ内部のイルミネーションの最大輝度を向上させ、夜間などでの暗い室内空間でも手元・足元をより明るく照らします。
また上級グレード「UX300h“version L”」は、ソリスホワイトの内装色を選択した際の天井色を従来のホワイトからソリスホワイトへ変更し、シート色と天井色を統一することで、より一体感のある室内空間としました。
外観では、クリアな白さを追求した「ホワイトノーヴァガラスフレーク」をUX300h“version L”と同“version C”に追加設定しています。
なお、従来存在したベーシックグレード「UX300h」は今回ラインナップから落ちています。
一部改良を施した新UXの車両価格(消費税込み)は、490万3000円から575万7000円です。
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新たなUXの登場に対し、SNSなどには早くもさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「街中だとこのサイズは絶妙」「立駐(立体駐車場)にも入るのが地味に便利」「奥さんもUXのほうが乗りやすいらしく、我が家では出動回数多め」といった、都市部でも扱いやすいコンパクトさを評価する声でした。
いっぽうで、2023年11月にデビューしたレクサス最小のコンパクトSUV「LBX」との競合を指摘する声も多く、「LBXと比べると悩ましい」「(比較検討するけれど)やっぱり新しいほうが良い、ってなるよね」など、設計年次の新しいLBXにひかれるとのコメントも見られました。
LBXのボディサイズは、全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mmで、UXよりもさらにコンパクトです。
発表時には「サイズのヒエラルキーを超えるクルマ」と宣言しており、ちいさいながらもクラスを超えた存在感による「ちいさな高級車」という位置づけを打ち出していました。
しかし「LBXより好き」「スッキリしたデザインのUXのほうが上質に感じる」など、根強く支持するファンの声も少なくありません。LBX同様にUXもまた“ちいさな高級車”として定着しているようです。
同じようなサイズ感を持つコンパクトSUVの2モデルですが、ユーザーのすみ分けはしっかりと出来ている様子がうかがえます。
今回の一部改良についても「イルミネーションの変更とか、地味に手間がかかってるはず」「着実にアップデートしている」と評価する意見もみられました。
今後どこまでUXの販売が続くかは不明ですが、今回一部改良が実施されたことからもわかる通り、当面この2モデル体制が続くのは間違いなさそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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