トヨタ「“新”ミドルサイズ商用バン」発表! “欧州版ハイエース”にパワフルな最新「2.2リッターディーゼル」新搭載! 6速MTもある「プロエース」ドイツで登場!

欧州の「ハイエース」的存在であるトヨタ「プロエース」に、新たに2.2リッターディーゼルエンジンが搭載されます。

“欧州版ハイエース”に最新「2.2リッターディーゼル」新搭載!

 トヨタのドイツ法人は2025年12月2日、商用バン「プロエース」および乗用ミニバン「プロエース ヴァーソ」のパワートレインを一新し、最新の高効率ディーゼルエンジンを採用することを発表しました。

 新たに搭載される2.2リッターエンジンは、2026年1月から欧州で義務化される将来の排ガス規制「ユーロ6e-bis」の要件をクリアしています。

“欧州版ハイエース”な「プロエース」
“欧州版ハイエース”な「プロエース」

 プロエースは、欧州トヨタの商用車部門であるトヨタプロフェッショナルが手がける中型商用バンです。

 この部門は、日本国内とは異なる独自の商用車ラインナップとして、大・中・小型の商用バンやワゴンを展開しており、その中でプロエースは、日本で広く親しまれている「ハイエース」に相当する中型クラスに位置づけられています。

 そんなプロエースおよび乗用ミニバンのプロエース ヴァーソに搭載される2.2リッターの新型ディーゼルユニットは、排気量と出力を拡大しつつ、効率性と環境適合性を向上させ、燃費とCO2排出量の削減に成功しました。最高出力は110kW/150PSを発揮し、トランスミッションは6速MTまたは8速ATから選択可能です。

 なお、商用バンのプロエースでは、1.5リッターディーゼル(88kW/120PS)も引き続き選択できます。

 プロエースは、多様な業務に対応できるよう、シングルキャブまたは最大6名が乗車可能なダブルキャブが設定され、さまざまな業務で優れた性能、積載性、効率性を発揮します。

 なかでも、プロエースのベストセラーモデル「マイスター」仕様では、10インチタッチスクリーン付きのマルチメディアオーディオシステムや180度リアカメラ、LEDヘッドライト、堅牢な荷室床などが標準で用意されています。

 また、荷室の使い勝手を高める「スマートカーゴシステム」を搭載したモデルでは、最大積載容量6.6立方メートル、最大積載量約1.4トンというクラストップレベルの数値を誇り、仕様によっては最大2500kgまでのけん引が可能です。

 スマートカーゴシステムは、隔壁の積載口を通じた荷室延長機能に加え、中央シートの背もたれを倒して作業台としても利用できる利便性の高さが特徴となっています。

 乗用車モデルのプロエース ヴァーソは、6人乗りから最大9人乗りまで用意され、家族や仕事の目的に合わせてシート配置を柔軟に調整することが可能。車高は1900mmに抑えられているため立体駐車場も利用でき、最小回転半径が優れているため都市部での取り回しも容易におこなえます。

 機能面では、両モデルともに、電動パワーウィンドウやヒーター付きドアミラーなどの基本装備が孫悪他、安全装備パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備。

 これには、衝突警報や自動緊急ブレーキ、歩行者検知機能を含むプリクラッシュセーフティシステム、車線逸脱警報、アダプティブハイビーム、交通標識認識機能が含まれており、高い安全性を確保しました。

【画像】超カッコいい! これが「“欧州版”ハイエース」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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