6速MTのみ! マツダ新「ロードスター」が凄い! “排気量アップ”&専用チューニングで「走りの楽しさ」実現! 超プレミアムな「MSRロードスター」とは!
マツダが2025年10月24日に予約受注を開始した、「ロードスター」の限定モデル「マツダスピリットレーシングロードスター」。2200台限定生産でありながら、現在もまだマツダ販売店で予約可能です。
6速MTのみ! マツダ新「究極ロードスター」が凄い!
マツダは2025年10月24日、「ロードスター」の限定モデル「マツダスピリットレーシングロードスター」の予約受注を開始しました。
2200台限定生産でありながら、今もまだマツダ販売店で予約可能です(11月28日現在)。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

ロードスターは、マツダが製造・販売するオープンカー。
初代モデルが登場したのは1989年で、初登場から約11年後の2000年には生産累計53万1890台を達成し、「世界でもっとも多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」として、ギネスブックの認定を受けるほどの人気車となりました。
初代モデルの登場から3度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは4代目モデル。
今回予約受注が開始されたのは、上記のような経緯を持つロードスターの限定モデルです。
マツダのモータースポーツ活動におけるサブブランド「マツダスピリットレーシング」初の市販車であり、スーパー耐久シリーズに関わったエンジニアが開発を担当し、培った技術を惜しみなく投入しています。
ボディサイズは、全長3915mm×全幅1735mm×全高1245mm。
特徴としては、4代目ロードスターの国内仕様ソフトトップモデルとして初の2リッターSKYACTIV-Gエンジンを搭載していることが挙げられます。
6速MTと組み合わせ、最高出力184馬力/7000rpm・最大トルク205Nm/4000rpmを発揮し、駆動方式は後輪駆動(FR)となっています。
特定の操作をすることで、ブレーキ・オーバーライド・システムとスピードリミッターを同時に解除する機能の追加や、レブリミット回転直前まで出力を絞らずに走行できるように制御を変更、エンジン応答と質感を高い次元でバランスしたスロットル制御を採用するといった、専用チューニングが施されました。
さらに、減速時のブレーキングに集中できるように、クラッチ操作時の回転上昇をアシストする制御を新たに採用。
ブレーキ、アクセル、クラッチの各センサーを使い、ブレーキの踏力やアクセル操作量、エンジン回転数に応じてアシスト量を適切にコントロールします。
エクステリアは、メッシュタイプのフロントグリルを装備し、マツダスピリットレーシングのエンブレムを配置。
レイズと共同開発した専用鍛造アルミホイールは、スーパー耐久シリーズ参戦の「MAZDA SPIRIT RACING RS Future concept」で使用している同社の「TE37」をベースに剛性を高めて、形状を最適化しました。
ホイールセンターキャップにもマツダスピリットレーシングのエンブレムを配置し、外周にはブランドネームをあしらった、専用デザインです。
インテリアは、黒を基調に赤のアクセントを随所に施した、専用デザインを採用。
ハンドル、シフトノブ、パーキングシフトレバーの3つの操作系にはアルカンターラ素材を使用し、質感を高めるとともにドライバーの正確な操作をサポートします。
また、シートは、レカロと共同開発したバケットシートを装備しました。
上記のほか、チタン製スポーツマフラー、スポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD09」、ブレーキセット(スリットロータ and スポーツパッド)といった、サーキットでのスポーツ走行に適した仕様を求めるユーザーに向けたアフターパーツ「マツダスピリットレーシングスポーツパッケージ」も用意されています。
車両価格(消費税込)は、526万5700円です。
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ロードスターの限定モデルとして登場した、マツダスピリットレーシングロードスター。
同時に「マツダスピリットレーシングロードスター12R」という上位モデルも200台限定の予約抽選が行われましたが、すでに終了しています。
今回取り上げたマツダスピリットレーシングロードスターも、在庫がなくなり次第予約受付終了となりますので、購入を検討しているのであれば早めに動きましょう。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。

















































































