ソニー・ホンダが「新モデル」世界初公開へ さらに26年発売開始の全長約4.9m「新型セダン」も展示! 米国CES2026に注目
2026年1月の「CES 2026」にてソニー・ホンダモビリティは、、市販直前となる「AFEELA(アフィーラ)1」の先行量産モデルを公開します。さらにはAFEELAからの新たな提案としてプレスカンファレスで世界初公開するコンセプトモデルを展示します。
全長約4.9mの堂々たるボディに「91kWh」バッテリーを搭載
ソニー・ホンダモビリティは、2026年1月の「CES 2026」にて、市販直前となる「AFEELA(アフィーラ)1」の先行量産モデルを展示披露するほか、新たなコンセプトモデルを世界初公開します。
では、2026年中旬に米国カリフォルニア州での納車が予定されている「AFEELA 1」とはどのようなモデルなのでしょうか。

AFEELA 1のボディサイズは全長193.5インチ(約4915mm)、全幅74.8インチ(約1900mm)、全高57.5インチ(約1460mm)と、堂々たるDセグメント以上のセダンスタイル。
ホイールベースは118.1インチ(約3000mm)確保されており、大人5人がゆったりとくつろげる室内空間を実現しています。
フロア下には容量91kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、EPA(米国環境保護庁)推定で最大300マイル(約482km)の航続距離を確保。
充電規格にはNACSを採用しており、テスラ社のスーパーチャージャーネットワークが利用可能な点も、実用面での大きなトピックです。
最大150kWのDC急速充電に対応するため、ロングドライブでの不安も軽減されています。

【40個のセンサーで「守る」! 800TOPSの頭脳を持つ知性体】
AFEELA 1最大の特徴は、やはりソニーの技術が光るテクノロジー面です。車内外には合計40個ものセンサーが張り巡らされ、最大800TOPSという驚異的な演算能力を持つコンピューターがそれらの情報を処理します。これにより「AFEELA Intelligent Drive」と呼ばれるレベル2+の高度な運転支援システムを実現し、安全性と快適性を両立しています。
インテリアは、まさに走るエンターテインメント空間です。ダッシュボード全体を覆うパノラミックスクリーンに加え、車外の人とコミュニケーションをとる「メディアバー」も搭載。
没入感のある3Dマップや、空間オーディオシステム、さらにはアクティブノイズキャンセリング機能により、移動そのものが極上の体験へと変わります。
また、ステアリングには上部がカットされた近未来的な「ヨークステアリング」が採用され、視認性と操作性の革新を提案しています。
また、デジタルガジェットとしての側面が注目されがちですが、走りの面ではホンダの知見が遺憾なく発揮されています。
駆動方式はフロントとリアにそれぞれ180kWのモーターを配置したAWD(全輪駆動)を採用。ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションに加え、エアサスペンションを組み合わせることで、あらゆる路面状況でフラットな乗り心地を提供します。
開発テーマは「気持ちとダイレクトに同期した走り」です。ホンダが培ってきたロボティクス技術を応用したモーションマネジメントシステムにより、ドライバーの感性に呼応するような一体感のある挙動を実現しました。
また、流麗なボディは伊達ではなく、徹底的な空力シミュレーションと風洞実験を経て設計されており、トランク後端のアクティブリアスポイラーが高速域での安定性を盤石なものにします。

【先行するのは「全部入り」の上級仕様! 価格は約1350万円から】
気になるグレード展開は、装備内容の異なる2タイプが用意されました。
まず2026年中旬に先行してデリバリーされるのが、上級グレードの「AFEELA 1 Signature」です。
こちらは21インチの大径ホイールや、後席乗員のための2つのリアエンターテインメントスクリーン、カメラモニタリングシステム(電子ミラー)付のルームミラーなどを標準装備した豪華仕様で、価格は10万2900ドル(1ドル150円換算で約1540万円)からとなります。
一方、2027年にデリバリー予定の「AFEELA 1 Origin」は、ホイールを19インチとし、リアモニターなどを省いたスタンダードモデルです。こちらは8万9900ドル(約1350万円)からの価格設定となっており、より幅広い層への普及を狙います。
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CES 2026では、このAFEELA 1に加え、新たなコンセプトモデルも世界初公開される予定です。
「Autonomy(自律性)」「Augmentation(拡張)」「Affinity(協調)」を掲げるソニー・ホンダモビリティの次なる一手にも期待が高まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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