トヨタ「新型カローラ」まもなく全面刷新!? 新たな「“4ドア”セダン」はワイド&ローで超スポーティ! 挑戦的な「一文字ライト」採用した「次世代コンセプト」の“狙い”をデザイナーに聞いた!
トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開した「カローラコンセプト」の狙いと特徴について、担当デザイナーにお話を聞きました。
トヨタ「次世代カローラ」コンセプトの“狙い”をデザイナーに聞いた!
2025年10月29日から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」でトヨタは、未来のセダンを予感させる「カローラコンセプト」を出展しました。
シュリンクしているセダン市場にあえてトライする理由は何か、そしてその特徴についてデザイナーにお話を聞きました。

カローラネスを踏まえつつ
【Q】来年で60周年を迎えるカローラですが、このコンセプトモデルはセダンですね。同車のデザインコンセプトから教えてください。
【A】まず斬新なデザインをまとわせることで、皆さんの期待を超えるデザインを提供したいと考えています。
(カローラの本質を表す)“カローラネス”のひとつは、それぞれの時代に対応して進化し、変化して新しいものを出していく。
それがカローラのひとつの思いであり、DNAとしてあります。そこから次の世代の新しいカローラを考えました。
来年60周年を迎えますので、チャレンジして新しいスタイルを提案したのです。
【Q】カローラの将来としてこのような案もあるというイメージですね。
【A】はい、ビジョンとして。
【Q】このデザインに込めた思いとはどういうものでしょう。
【A】私のメッセージにプラスして、コーポレートメッセージとして“To You”というものがあります。
これはお客様一人一人に目がけてという意味で、一人一人に自分らしい選択をしていただきたいという思いです。
カローラはグローバルで展開しており、本当にいろんなお客様がいらっしゃるんですね。
その中でも特にセダンを好きな方や本当に自分らしさを表現したい方。それから格好良いクルマが欲しい。
そういう方に妥協なく買っていただきたいというのが今回の思いのひとつです。
【Q】一方でカローラとして失ってはいけないものもあると思います。その点についてデザイナーとしてはどうお考えですか。
【A】もうひとつのカローラネスとして、良品廉価というところは根底にあると思います。
今回、こういう形でチャレンジもしますけれども、さらなる製品化に向けて、そういうところは大事にしていかなければいけないかなと思っています。



































