7年ぶり全面刷新! トヨタ「“新型”RAV4」登場に大反響! 「精悍なデザインがいい」と称賛の声 「でも、お高いんでしょう?」と価格高騰に不安の反応も

トヨタのラインナップの中でも多くのファンを持つクロスオーバーSUV「RAV4」の新型モデルが公開され、大きな関心を集めています。どのような特徴を備えているのでしょうか。

6代目が登場した人気モデル

 トヨタのラインナップの中でも多くのファンを持つクロスオーバーSUVが「RAV4」です。

 2025年5月には待望の新型が世界で初めて公開された後、2025年10月29日から11月9日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー2025」の会場で日本初公開され、大きな関心を集めました。

トヨタ「新型RAV4」
トヨタ「新型RAV4」

 RAV4は、1994年に初代モデルが誕生し、クロスオーバーSUVという新しいカテゴリーを確立した先駆的なクルマです。現在販売されているモデルは2019年に登場した5代目にあたり、TNGAプラットフォームの採用によって、走行性能と快適性が大幅に高められています。直近では2024年11月に一部改良が施されました。

 現行モデルのボディサイズは、全長4600mm×全幅1855mm×全高1690mmで、乗車定員は5名です。このサイズ感は、都市部での取り回しの良さとアウトドアでの頼もしさを両立しています。外観は角張ったフォルムと厚みのあるフェンダーがSUVらしいタフな印象を与え、内装面では12.3インチフル液晶メーターや広大なラゲッジスペースなど、優れた機能性と居心地の良さを兼ね備えています。

 パワートレインはガソリン、ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)の3種類が用意されています。トランスミッションはDirect Shift-CVTまたは電気式無段変速機(e-CVT)が組み合わされ、駆動方式は全モデルで4WD(ハイブリッド車はE-Four)となります。

 一例としてPHEVモデルは、最高出力177PSを発生させながら、WLTCモードで最大22.2km/Lという高い燃費効率を実現しています。安全装備も充実しており、衝突回避支援や車線維持支援、先行車発進通知機能などを備えた「Toyota Safety Sense」が標準で搭載されています。

 そうした中、2025年5月21日に7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした6代目の新型RAV4が世界初公開されました。「Life is an Adventure」という開発コンセプトを掲げ、今回のモデルチェンジで一層の進化を遂げています。

 新型モデルのエクステリアは、力強さと機能性を融合させたデザインが特徴です。「Big Foot」「Lift-up」「Utility」という3つの要素を軸に、アウトドア愛好家の心も掴むスタイルへと仕上げられました。

 インテリアは水平基調のデザインで良好な視界を確保し、インパネの上端を約40mm低くすることで開放的な空間を演出しています。ナビゲーションシステムとメーターの配置も見直され、操作性が向上しました。

 パワートレインはHEVとPHEVの2種類に絞られます。特にPHEVには、トヨタ初となる新世代ハイブリッドシステムが搭載され、EVとしての航続距離は従来の95kmから150kmへと大きく延長されました。モーター出力も従来比で12%向上し、最もパワフルなモデルでは最高出力が304馬力に達する見込みです。

 安全性能の面では、最新世代のToyota Safety Senseを標準装備し、ドライバーの異常を検知した際に作動するシステムや急加速を抑制する機能など、より高度な運転支援が可能になりました。さらに、トヨタとして初めてソフトウェアプラットフォーム「Arene」を採用したことで、将来的な機能の拡張やアップデートにも対応します。

 同モデルに対し、ネット上では「新型のデザイン、すごく良い」「精悍(せいかん)になった」などエクステリア面に対して称賛する声や、「GRスポーツ一択」といったコメントも見られます。

 また、「でも、お高いんでしょう?」「GRスポーツは600万円台になるのでは?」などといった価格面への懸念の声も見られます。

 なお、予定されているグレードは、都会的な「コア」、オフロード志向の「アドベンチャー」、スポーティな「GRスポーツ」の3種類で、価格はまだ発表されていませんが、2025年度内の日本での発売が予定されており、電動化技術と冒険心を両立させた次世代モデルとして大きな期待が寄せられています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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