マツダが「美しすぎる4ドアクーペ」公開! 510馬力の「ロータリーターボ×PHEV」搭載! 速さとエコを両立した「ビジョンクロスクーペ」がスゴい!

マツダは「ジャパンモビリティショー2025」で「ビジョンクロスクーペ」を初公開しました。4ドアクーペのコンセプトカー(ビジョンモデル)ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

510馬力の「ロータリーターボ×PHEV」搭載!

 2025年10月29日から11月9日まで、東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2025」にはさまざまなコンセプトモデルが展示されました。

 そんなかマツダブースには、マツダの未来を表す2台のビジョンモデルが展示されました。

美しすぎるマツダの4ドアクーペコンセプト!
美しすぎるマツダの4ドアクーペコンセプト!

 その中の1台が「MAZDA VISION X-COUPE(マツダ ビジョン クロスクーペ、以下ビジョン クロスクーペ)」です。

 ビジョン クロスクーペは、マツダのデザインアイデンティティである「魂動デザイン」をさらに進化させたクロスオーバークーペ。マツダの四輪車の源流である「R360クーペ」から脈々と受け継がれるクーペスタイルを落とし込んだモデルです。

 パワートレインは、2ローターのロータリーターボエンジンとモーター、バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを想定しており、微細藻類由来のカーボンニュートラル燃料と、マツダ独自のCO2回収技術「Mazda Mobile Carbon Capture」(マツダ モバイル カーボン キャプチャー)の組み合わせで、走るほどに大気中のCO2を削減できるというのもポイント。

 そして回収したCO2は再び微細藻類の成長につなげたり、トマトやイチゴなどの農作物の成長促進や自動車部品として使われる高性能カーボン素材などへ再利用も可能ということで、回収したCO2で愛車のカーボンパーツを作ることもできるのです。

 そんなビジョン クロスクーペは4ドアクーペでありながら走りを予感させる力強いデザインを纏っており、サイドから見るとまるで放たれた矢が真っすぐ飛んでいくかのような躍動感のある美しいスタイリングとなっています。

 また印象的なボディカラーは「グラスシルバー」と名付けられたもので、非常に塊感のあるものとなっているのも印象的でした。

 一方のインテリアでは広島・瀬戸内の海をイメージしたシーグリーンを用いたカラーを採用。水平基調のダッシュボードは瀬戸内の海の水平線を思わせるもので、視界を遮らないことで運転に集中できるという効果も合わせもっています。

 そしてシート表皮には、こちらも広島の名産である牡蠣の殻を用いた「バイオセカンドスキン」と呼ばれるマテリアルが使われており、エコに貢献するものとなっていました。

※ ※ ※

 エコというと我慢を強いられるとかつまらないとか、ネガティブなイメージが強いものかもしれません。

 しかし、ビジョン クロスクーペは510馬力という高い出力を持ちながらも、走るほどにCO2を回収することが可能となっており、エコのイメージを一新するモデルと言えるでしょう。

【画像】超カッコいい! これがロータリーターボ搭載した「ビジョンクーペ」です!(30枚以上)

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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