約823万円から! 新型「4ドア“クーペ”」登場! 全長4.7m級「ちょうどいいサイズ」採用! 新開発「直4」エンジン搭載のメルセデス・ベンツ新型「CLA」欧州で受注開始
独メルセデス・ベンツは2025年11月4日、欧州で新型「CLA」の内燃機関モデルの受注を開始しました。どんなモデルなのでしょうか。
新開発1.5リッター×48Vハイブリッド搭載!
独メルセデス・ベンツは2025年11月4日、欧州で新型「CLA」の内燃機関モデルの受注を開始しました。
BEV(電気自動車)モデル「CLA with EQ Technology」に続き、48Vマイルドハイブリッドを採用した新開発のガソリンモデルとなります。

CLAは、2013年に初代が登場して以来、メルセデス・ベンツのプレミアムコンパクトクラスを代表する存在として進化を続けてきた4ドアクーペです。
新型CLAのボディサイズは全長4723mm×全幅1855mm×全高1468mmで、先代より35mm長く、25mm幅広く、26mm背が高くなりました。ホイールベースも2790mmと61mm延長され、より伸びやかでショートオーバーハングなプロポーションを実現。
全長は現行「Cクラス」とほぼ同等で、プレミアムコンパクトながらも上級モデルに匹敵する存在感を放っています。
今回発表されたのは、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンと電動モーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドモデルです。新開発の「M252」型エンジンは、ミラーサイクル燃焼プロセスを採用することで吸気バルブを早めに閉じ、スロットル損失を抑制。12:1という高い圧縮比により、日常域での燃費効率を大幅に改善しています。
エンジン出力はCLA180が136馬力・200Nm、CLA200が163馬力・250Nm、CLA220が190馬力・300Nm。CLA180はFF(前輪駆動)のみ、CLA200とCLA220には4WD仕様の「4MATIC」も設定されます。
電動モーターは最高出力22kW(約30馬力)、最大トルク200Nmを発生し、8速DCTと組み合わされます。最大25kWの回生ブレーキや、約100km/hまで電動モードでの惰性走行が可能な「エレクトリックセーリング」機能も備えています。
エクステリアデザインはBEV版CLA with EQ Technologyとほぼ共通ですが、グリルにはクラシックなクロームパターンを施したラジエーターグリルを採用。中央のスリーポインテッドスターを囲むようにLEDライトガイドが配置され、ライト点灯時には輪郭が発光する仕組みになっています。
インテリアには最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載し、ディスプレイのグラフィックやAI学習機能が刷新。アンビエントライトや素材の質感も改良され、上質でスポーティなキャビンに仕上げられています。
ドイツ本国での価格(1ユーロ=177円換算、VAT19%込み)は以下の通りです。
・CLA180:4万6243ユーロ(約823万円)
・CLA200:4万8956ユーロ(約871万円)
・CLA200 4MATIC:5万1158ユーロ(約910万円)
・CLA220:5万2026ユーロ(約925万円)
生産はハンガリー・ケチュケメート工場で行われ、2026年初頭より欧州各国でのデリバリーが予定されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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