“24年ぶり復活”のトヨタ「“レトロ”クルーザー」! パワフルな「V8」&超「豪華」内装を採用! 旧車デザイン×ワイドボディ×極太タイヤの「ド迫力ブロンズカスタム」とは

今年もカスタムカーやアフターパーツの一大イベント「SEMAショー」が開催され、さまざまなカスタムカーが出展され話題となりました。過去にも注目のモデルは多数登場しましたが、なかでも2023年に登場した「レトロクルーザー」は今なお記憶に残るモデルです。

ド迫力ボディと豪華内装のギャップにも驚く!

 今年2025年も、米国・ラスベガスで11月4日から7日まで、カスタムカーやアフターパーツの一大イベント「SEMA(セマ)ショー2025」が開催されました。

 さまざまなモデルが出展され話題を集めていますが、これまで開催されたSEMAショーでも、同様に世界から注目されたカスタムカーが数多くありました。

 なかでも、2023年のSEMAショーに出展されたトヨタ「ランドクルーザー」をベースにした「レトロクルーザー」はいまもなお記憶に残る1台です。どのようなカスタムが施されたのでしょうか。

見た目はレトロだけど中身はスゴかった! トヨタ「レトロクルーザー」
見た目はレトロだけど中身はスゴかった! トヨタ「レトロクルーザー」

 レトロクルーザーは、トヨタの米国部門が出展したカスタムカーです。

 これは1999年、1967年製の“レトロ”な「ランドクルーザーワゴン(FJ45)」をベースに、当時最新のランドクルーザー(100系)の内装やエンジンを組み合わせ誕生した、豪華で高性能なスペシャルモデルでした。

 トヨタは、その後倉庫に眠っていたレトロクルーザーのレストアを敢行。2023年のSEMAショーで再びステージへ登場しました。

 レトロクルーザーのパワートレインは、最高出力230馬力を発揮する4.7リッターV型8気筒エンジンと4速ATを搭載。

 これにあわせボディはワイド化が図られたほか、専用の足回りなども与えられ、ブロンズのカラーとともにド迫力のスタイルを得ました。

 いっぽう内装は、あらゆる装備が100系ランドクルーザーのものに換装されるほか、シート表皮などはコノリーレザーに張り替えられ、非常に豪華な仕立てとしています。

 またロールケージも備え、性能アップに耐えうる剛性を高めています。

 当時、SEMAショー2023でトヨタブースのカスタムカーをまとめていたマーティ シュワーター氏は、レトロクルーザーについて次のように話しています。

「これはクールなだけでなく、非常に精巧に作られたトラックです。このレトロクルーザーはダートで使用するために作成されました。

 古い FJ45の頑丈な外観を備えながらも、2000年代初頭の究極のコンフォートカーであった100系ランドクルーザーの豪華さを備えています」

 SEMAショー2023の出展にあたり、摩耗したパーツや老朽化したコンポーネントを交換し、ショックの漏れやホースの腐り、燃料システムの復旧を図るなど、全面的に手が加えられたようです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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