トヨタが「新型ハイラックス」を世界初公開へ! 10年ぶりの“フルモデルチェンジ”か!? タイで11月10日にお披露目

2025年11月1日、トヨタのタイ法人は新型「ハイラックス」を11月10日(現地時間)に世界初公開すると明らかにし、ティザー映像を先行披露しました。

2022年に発表された「BEV」仕様も正式設定か!?

 トヨタのタイ法人であるトヨタ・モーター・タイランドは2025年11月1日、ピックアップトラック「ハイラックス」の新型モデルを11月10日に世界初公開すると明らかにしました。

 同社の公式YouTubeチャンネルではティザー映像が先行披露されていますが、どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタ「ハイラックス」が10年ぶりに全面刷新!?
トヨタ「ハイラックス」が10年ぶりに全面刷新!?

 ハイラックスは、1968年に誕生したピックアップトラックで、世界各国で支持を集める実用車です。

 2004年登場の7代目からは、新興国向け世界戦略モデル「IMV」シリーズのひとつとしてタイなどで生産されています。

 現行型は2015年5月に世界初公開された8代目。7代目は国内導入されませんでしたが、8代目は日本での販売が再開しています。

 歴代ハイラックスが、新興国などの悪路や劣悪な環境下で愛用されるなか、8代目ハイラックスは「タフの再定義(Redefining Toughness)」を開発コンセプトに、世界各国での使用環境に合わせた新開発のフレームや足回りを採用するなど、よりタフな仕上がりを特徴とします。

 その後2022年、タイのトヨタ法人設立60周年を記念しおこなわれた記念式典において、ハイラックスをベースにしたBEV(バッテリーEV:電気自動車)「ハイラックスRevo BEVコンセプト」を公開したほか、その後48Vハイブリッドモデルを市販化(国内未導入)するなど、電動化にも積極的な動きを見せています。

 そんな8代目の現行ハイラックスのデビューからおよそ10年が経過するなか、突如として新型ハイラックスを示唆するティザー映像が公開されました。

 映像では詳しい仕様などの説明はなく、シルエットで映し出された新型ハイラックスが紹介され、「2025年11月10日に一緒に新たな旅に出発する準備をしましょう」とのメッセージがあるのみです。

 フロントは、現行型に比べシャープさを増したヘッドライトや、グリル内のトヨタエンブレムが廃止されて「TOYOTA」のローマ字表記に変わっています。

 ボディタイプは4ドアのダブルキャブ仕様で、荷台部にロールバーのような装飾が見えるほか、リアはコの字型のLEDテールランプとなっていることが確認できました。

※ ※ ※

 前述の通り、トヨタはこれまでBEV仕様などのコンセプトモデルを発表しており、新型ハイラックスでは電動モデルの設定も考えられます。

 タイなどでライバルとなるいすゞの1トンクラスピックアップトラック「D-MAX」では、すでにタイ工場でBEV仕様の生産を開始しており、2026年より英国での販売を予定しています。

 新型ハイラックスについては、いまのところそういったパワートレインなどに関する情報は明らかになっておらず、正式発表が待たれます。

 なお新型ハイラックスは、2025年11月10日午前10時30分(タイ現地時間)以降に世界初公開される模様です。

【画像】超カッコいい! これがトヨタの新型「ハイラックス」です! 画像で見る(30枚以上)

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