日産「新型エルグランド」世界初公開! ライバル「アルファード」との差別化は“デザインと走り”にあり!? 15年ぶりのフルモデルチェンジで進化した「4代目」への想いや開発の背景とは?
世界初の「三位一体テクノロジー」で生み出す運転の楽しさ
パワートレインには、発電専用の1.5リッターエンジンを搭載した第3世代e-POWERを採用。
これに電動四輪制御システム「e-4ORCE」と、電子制御サスペンション「インテリジェントダイナミックサスペンション」を組み合わせています。

この3システムの組み合わせは世界初。開発を担当したチーフビークルエンジニア・一野健人氏は、次のように語ります。
「快適さと走りの楽しさを両立するための理想の構成でした。ただ柔らかい足では酔ってしまう。だから電子制御で姿勢を整え、どんな路面でもフラットに保つようにしました。一人で走ればスポーティに、家族や仲間とならリラックスして。気分やシーンに応じて性格を変えることができます」
6つの走行モードを設定し、雪道から高速走行まで、あらゆるシーンで最適な乗り味を提供。
「特に雪上では驚くほど安定していて、大きなクルマなのに操る楽しさを感じられる」と一野氏は語ります。
また、徹底した遮音処理により、日産車史上“最も静かなキャビン”を実現。
最後に一野氏は「このエルグランドは、仲間や家族と長距離ドライブを楽しむための一台です。でも一人でステアリングを握ると、思わず笑顔になるような走りも持っています。これこそ“日産のLクラスミニバン”の真骨頂です」とまとめました。
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かつて高級ミニバンの代名詞だったエルグランドが、再び大きく生まれ変わりました。
新型ではデザインと走りの質感を軸に、プレミアムミニバンの価値を改めて見直しています。
上質で落ち着いたデザインと、日産ならではの電動技術による快適な走行性能を掲げ、激戦のプレミアムミニバン市場で、エルグランドが再び存在感を示せるのか。
2026年度の発売を前に、その仕上がりに注目したいところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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