9カ月で開発されたクルマ「SCSK-Car」の全貌! モビリティの未来はITがカギ!SCSKが示す「統合価値」とは
さまざまなITサービスを提供するSCSKがジャパンモビリティショー2025に出展。9カ月で開発したSDVコンセプト「SCSK-Car」を筆頭に、IT融合で実現する未来のモビリティと安全技術を紹介しています。
JMSのメインパートナーが放つ最先端モビリティを体感!
さまざまなITサービスを提供する「SCSK」が、東京ビッグサイト(東京都江東区)で2025年10月30日~11月9日の日程で開催中の「ジャパンモビリティショー2025」に出展し、「SCSK-Car」と呼ぶコンセプトモデルなどを展示しています。

メインパートナーとして「ジャパンモビリティショー2025」に協賛しているSCSK(エス・シー・エス・ケー)。開幕に先立つ10月30日午前に開かれたプレスブリーフィングに合わせて、西1Fホールにある同社のブースを訪ねてみました。
テレビCMでその名前を聞いたことがある人も多いであろう同社ですが、その事業内容はあまり知られていないかもしれません。コンサルティングからシステム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)まで手掛ける企業で、プレスブリーフィングで同社の當麻隆昭社長は「ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインナップで提供する企業です」と、話しました。
ITで変わる!フルラインナップ企業のワクワク参戦理由
「モビリティは単なる移動手段から、体験、サービス、都市との接続性を包含した『統合価値』へと進化を遂げつつあり、ITとの融合が競争力のカギを握っています。
こうした背景のもとで『モビリティ×IT×ヒトの可能性』をテーマに、多様なパートナー、来場者、そして次世代のエンジニアや学生との共創を通じて、新たな価値創出、人材育成、オープンイノベーションの推進を目指します」と同社はジャパンモビリティショーへの参加目的を説明しています。

具体的には「SDM(Software Defined Mobility)時代のモビリティ開発を支えるソフトウエア製品の開発販売と高度支援サービスの提供」と、「クルマづくりの知見と先進IT技術を軸に、ヒト・モノの移動データから次世代モビリティサービスおよび基盤を提供」することが、同社における主要なモビリティ事業といえるでしょう。
同社は完成車メーカーや部品サプライヤーではありませんが、それらの会社をサポートすることで、クルマ作りとその仕組みを再構築していく企業でもあるのです。






















