5速MT搭載! ダイハツ斬新「“タフすぎ”軽トラ」に大注目! ジムニー超える「地上高370mm×660ccエンジン」搭載で楽しそう! 革新的な「“交換”できる荷台」採用の「マッドマスターC」が凄い!

ダイハツが2007年の「第40回 東京モーターショー」で公開した、スモール&タフなトランスポーター「マッドマスターC」とは、一体どのようなモデルだったのでしょうか。

5速MT搭載! ダイハツ斬新「“タフすぎ”軽トラ」に大注目!

 2025年10月30日から11月9日にかけ、国内最大のモーターショー「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」が開催されます。

 過去のモーターショー同様に、今年もさまざまなコンセプトカーの展示が行われ、来場者の注目を集めることでしょう。

 今回は、2007年に開催の「第40回 東京モーターショー」にダイハツが出展して注目を集めたコンセプトカー「MUD MASTER-C(マッドマスターC)」について改めて振り返ります。

5速MT搭載! ダイハツ斬新「“タフすぎ”軽トラ」に大注目!
5速MT搭載! ダイハツ斬新「“タフすぎ”軽トラ」に大注目!

 このマッドマスターCは、ダイハツが開発したコンパクトトラックです。

 2007年当時のダイハツは、創立100周年を機に新しく制定したグループスローガン「Innovation for Tomorrow」を東京モーターショーのテーマにも掲げ、軽を中心としたスモールカーの創り出す「楽しさ」「環境への優しさ」「広さ」の可能性を提案。

 そしてマッドマスターCは、「小ささと軽さが生み出す高い走破性と、フレームボディの耐久性をあわせ持つ、スモール&タフなトランスポーター」として出展されました。

 特徴としては、シチュエーションや用途に応じて荷台部分を交換できる、アタッチメント式の構造にあります。

 この仕組みによって、スポーツやアウトドアシーンのみならず、過酷な環境での仕事にも活用できる斬新なモデルに仕上がっており、実際に展示されたマッドマスターCでは、自転車の積み下ろしに便利な「3面大型ガルウイングドア」を備えたボディとなっていました。

 また、先述のように高い悪路走破性もマッドマスターCの見どころで、ドライブシャフトとハブの接続部分にギアを組み込んだ「ハブリダクションシステム」と太い16インチオフロードタイヤの採用により、370mmの最低地上高を確保。

 この最低地上高はスズキ「ジムニー」(最低地上高205mm)の約2倍という圧倒的な値で、余裕のある3アングルを確保するとともに踏破性と耐冠水性も実現しています。

 さらに、軽量・コンパクトで高い耐久性を持つフレームボディを活かし、本格アウトドアスポーツから過酷地での仕事まで、多様なシーンに適応できると説明されていました。

 そんなマッドマスターCは、全長3395mmという短くコンパクトな車体に、軽トラックと同様の660cc直列3気筒DOHCエンジンの搭載を想定。

 組み合わされるトランスミッションについては言及されていませんが、そのシフト形状やセンターコンソールのシフトパターンから5速MTだと見られます。

 エクステリアは、フルキャブスタイルを採用することで、強さと存在感を主張。

 インテリアは、シンプルなインストルメントパネルに、大型液晶マルチディスプレイや、撥水シートを採用し、タフさを演出したデザインです。

※ ※ ※

 このように、スモール&タフなトランスポーターとして開発された、マッドマスターC。

「泥を極めし者」という車名のとおり、高い踏破性と耐冠水性を備えた魅力的なモデルでした。

 残念ながら出展から約18年が経過した現在も市販化はされていませんが、その革新性は多くの来場者の記憶に残り、今でも発売を求める声が上がっています。

【画像】超カッコイイ! これがダイハツ斬新「“タフすぎ”軽トラ」です!(17枚)

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Writer: パワーボム

関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。

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