トヨタが「新型カローラ」を世界初公開!? 新たな「トヨタの代表車種」はスポーティな“クーペ風”ボディ&精悍ライト採用? 登場まもなく「60年」の大進化モデルをJMSで披露か
トヨタはオウンドメディア「トヨタイムズ」の生放送で、次世代「カローラ」の一部を公開しました。
新たな「カローラ」をチラ見せ JMSで公開?
トヨタは2025年10月13日、オウンドメディア「トヨタイムズ」の生放送において、同日より始動した「新プロジェクト」の詳細を明らかにしました。
そこで公開されたトヨタの新CMには、「カローラ」の車名が付された新型モデルの姿が映っていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

カローラは1966年に登場した乗用車シリーズです。初代は「地球人の幸福と福祉のため」を使命に、「良品廉価」「変化」「プラスアルファ」を3つのキーワードとして誕生。
以後、実用性や高い信頼性、経済性が支持され、世界150以上の国と地域で展開され、2025年までには5500万台以上を販売。トヨタの代表車種にとどまらず、世界における「普通乗用車」の定番車種となりました。
現在販売中のモデルは2018年に登場した通算12代目です。スポーティなハッチバック「カローラスポーツ」が最初にデビューし、続いて4ドアセダン「カローラ」、5ドアステーションワゴン「カローラツーリング」が登場。ハイパフォーマンスモデル「GRカローラ」もラインナップされています。
さらに12代目では、5ドアコンパクトSUV「カローラクロス」が設定。従来のカローラ同様に、時代やニーズに合わせた進化を遂げ、シリーズ初のSUVが追加されることとなりました。
さて、そんなカローラですが、トヨタイムズ内で公開された新CM「TO YOU」で、カローラを名乗るコンセプトモデルが映っています。
このカローラのコンセプトは、クーペ風のデザインを持つ4ドアセダンのようですが現行モデルとはまったく異なったデザインを採用しています。
フロントフェイスでは、近年のトヨタ車に採用されている「ハンマーヘッド」風ですが、ノーズの先端が突き出しており、スポーティな印象を与えるとともに、グリルレスのデザインやハンマーヘッドから縦に延長するように装備されるランプが近未来的な表情を演出。
ハンマーヘッド下部を構成するランプは、1文字で光るのではなく、鍵盤のようにLEDのセグメントが独立して発光しており、強い印象を残します。
ボディサイドはフロントウインドウからルーフ、テールエンドにかけては非常に滑らかですが、フェンダーやドアなどのラインは直線で構成されており、複雑な造形です。前後フェンダーは豊かな膨らみを持ち、さらに大径タイヤの採用で、走行性能の高さも予感させます。
なお、左フェンダーには充電用と思われるリッドが装着されていることから、次世代カローラはBEV(バッテリーEV)も用意される可能性が高そうです。
リアはフロントのハンマーヘッド下部同様、やはり鍵盤のような細かいセグメントで構成されるテールランプに加え、小型のリアスポイラーやカローラブランドを強く主張する「COROLLA」のセンターエンブレムも目を引きます。
そんな次世代カローラですが、トヨタイムズの動画公開とともに、トヨタは10月末に開催の「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」のサイトも開設しており、このティザー画像にも次世代カローラの姿がありました。
またトヨタイムズの動画内では、富川悠太アナウンサーが「新型カローラはHEVですか、BEVですか」という質問を読み上げたところ、トヨタのチーフブランディングオフィサー サイモン・ハンフリーズ氏は、「ショーで楽しみにしてください」と話しており、JMSで何らかのアナウンスがあるかもしれません。






























