軽自動車より安い!? “100万円”「アルファード」どんなモデル? 人気の「高級ミニバン」中古ならお買い得か
現在、幅広い層のユーザーに支持されているトヨタの高級ミニバンである「アルファード」。ただ新車となるとエントリーグレードでも510万円からとなっており、気軽に購入できる金額ではありません。そこで今回は、グッと予算を下げて“100万円くらいで買える”アルファードはどのようなモデルなのかチェックしてみたいと思います。
100万円以下で買えるアルファード?
現在、幅広い層のユーザーに支持されているトヨタの高級ミニバンである「アルファード」は、その堂々とした佇まいや広い室内空間、そして快適な乗り心地などが高い支持を集める要因となっているのはご存知の通り。
ただ新車となるとエントリーグレードでも510万円からとなっており、気軽に購入できる金額ではありません。そこで今回は、グッと予算を下げて軽自動車より安い100万円くらいの予算ではどんなアルファードの中古車が狙えるのかをチェックしてみたいと思います。

まず100万円の予算では現行型は当然のこと、先代モデルもまだ中古車では予算内とはなっていません。とはいえ先代型も最も安い部類の中古車は総額200万円を切り、160~170万円台で乗り出せるものも見かけるようになっているので、そろそろ射程圏内となるかもしれません。
逆に初代モデルとなるとほとんどすべての中古車が100万円以下となっており、100万円を超えているのは一部の低走行車やVIP仕様のロイヤルラウンジ、キャンピングカーへ架装されたものとなっています。
ただ初期型はすでに20年以上が経過したモデルということもあり、強い思い入れがない限りはオススメしづらい年式というのが正直なところです。
となると100万円の予算で狙いやすいのは2代目の20系ということになりますが、こちらも後期の低走行車ともなると250万円前後の価格となっており、100万円の予算で狙えるのは前期型か後期型の比較的、走行距離の伸びたものが中心となるようです。
やはり人気が高いのは維持費の安い2.4リッターモデルかつエアロ仕様となっている「240S」系で、逆に距離の少ないものを狙うのであれば、エアロなしのG系がオススメとなりそうです。
エントリーグレードのX系も安価ではありますが、そもそもそこまで台数がないことと、装備がかなりプアになるので、その辺りを許容できるのであれば……という感覚になるでしょう。
また僅かではありますが、メーカー系中古車ディーラーで販売されている100万円ほどの車両も存在するため、そういった車両を選ぶことで距離が多めでも充実したディーラー保証で乗り出すことができるのは安心感に繋がることになります。
いずれにしても人気車種で安い車両を狙うとなるとリスクも高まってしまうので、ある程度の目利きをする能力か信頼できるお店選びは不可欠。ハズレを引いて後悔しないためにも慎重なクルマ選びをしたいところですね。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。





























