12年目の大幅刷新! レクサスが新型「スポーツ“セダン”」発表! 全長4.7mボディに「“新”スピンドルグリル」&“竹”内装採用! 小型FRスポーツ新「IS」2026年登場へ

2025年9月9日、レクサスは新型「IS」を世界初公開しました。新型ISは走りの質感やデザイン、安全装備の進化によって快適性と安心感をさらに高めています。具体的にどのような変更が加えられたのでしょうか。

新デザインと進化した装備でさらに快適な一台に

 レクサスは2025年9月9日、コンパクトFRスポーツセダン「IS」の新型モデルを世界初公開しました。

 熟成をテーマに刷新された新型ISは、どのような進化を遂げたのでしょうか。

2025年9月に大幅マイナーチェンジを実施した新型「IS」
2025年9月に大幅マイナーチェンジを実施した新型「IS」

 ISの歴史は1999年に初代が登場したところから始まります。俊敏な走りと上質な仕立てを兼ね備えたモデルとして人気を集め、これまでに世界40以上の国や地域で累計約130万台が販売されてきました。

 現行の3代目は2013年に登場し、2016年と2020年には大幅改良を受けています。

 そして今回の新型は、装備・デザイン・安全性を大幅に進化させています。ボディサイズは全長4720mm×全幅1840mm×全高1435〜1440mm、ホイールベース2800mmで、従来型よりも全長が10mm延長されました。

 エクステリアは新デザインのスピンドルグリルを採用し、低重心とワイドスタンスを強調。ボディカラーには新色「ニュートリノグレー」が追加され、計8色が設定されています。

 インテリアは機能性を重視した刷新が行われ、全車に12.3インチのタッチディスプレイとフル液晶メーターを採用。竹繊維を用いた新素材「フォージドバンブー」がコンソールやスタートスイッチまわりに採用され、自然素材ならではの陰影が独自の存在感を演出します。

 さらに新色「プロミネンス」が設定され、太陽の紅炎を思わせる深みのある色調でスポーティさを強調しています。

 パワートレインは日本仕様ではハイブリッドの「IS300h」のみを設定。2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせ、システム合計226馬力を発揮します。燃費性能はWLTCモードでFRが18.0km/L、AWDが16.2km/Lを達成。効率性と経済性を両立させています。

 なお、海外仕様にはガソリンエンジン搭載の「IS350」も用意されます。3.5リッターV6エンジンは最高出力311馬力・最大トルク380Nmを発揮。FR仕様には8速AT、AWD仕様には6速ATを組み合わせ、力強い加速と滑らかなレスポンスを提供します。

 安全装備では、予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」が進化し、歩行者や自転車の検知性能を高めるとともに、高度運転支援「Lexus Teammate Advanced Drive」を採用。高速道路での渋滞時にはハンズオフ走行が可能になるなど、快適性と安心感を大幅に向上させています。

 走行性能でも改良が加えられました。可変ギア比ステアリングを備えた電動パワーステアリングにより、交差点や連続コーナーでの操舵角を抑え、より自然で快適なハンドリングを実現。さらに新開発のリニアソレノイド式アダプティブ可変サスペンションによって、安定性と乗り心地の両立が図られています。

 このように新型ISは、スポーティな走りを追求しながら、快適性と安全性を高めた“熟成のスポーツセダン”として進化しました。2026年の発売に向けて、再び世界から注目を集める存在となりそうです。

【画像】超カッコイイ! これがレクサスの新型「スポーツ“セダン”」です!(54枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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