ホンダ「ゼロシリーズ」の新型プロトタイプが世界初公開! 「CR-Vハイブリッド」のプロトタイプも出展! ロケットの実験機や電動二輪など“盛りだくさん”の追加情報をホンダが公開【JMS2025】
ホンダは2025年9月30日、2025年10月に開催される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」(プレスデー:2025年10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日)の出展概要を発表しました。4つのワールドプレミアモデルや先日発売された市販モデル「プレリュード」「N-ONE e:」、さらに「CR-V e:HEV プロトタイプ」など数々の追加出展情報が公開されています。
4つのワールドプレミアモデルが追加! ロケットも!?
ホンダは2025年9月30日、2025年10月に開催される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」(プレスデー:2025年10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日)の出展概要を発表しました。8月28日の発表に続く第二報となります。
二輪車・四輪車・パワープロダクツ・航空機などHondaが提供するさまざまなモビリティとその関連技術、コンセプトモデルを出展。
今回は、ワールドプレミアモデルの先行情報を含むHondaブースの展示物一覧を紹介します。

今回は、4つのワールドプレミアモデルや先日発売された「プレリュード」「N-ONE e:」、サステナブルロケットの実験機などが追加されました。
ホンダの次世代EV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」の新型プロトタイプや四輪小型EVプロトタイプは、EVの新たなラインナップ展開を示すもの。二輪でもEVコンセプトモデルが世界初公開となり、電動化戦略にかける意気込みが感じられます。
また、見逃せないのは展示物一覧(予定)にある「CR-V e:HEV プロトタイプ」の日本初公開です。
「CR-V」は、1995年に初代が発売されたホンダ初の自社開発SUVであり、「コンフォタブル・ランナバウト・ビークル」として、都会的な使いやすさとセダン並みの快適性を融合させたクロスオーバーSUVの先駆けとなりました。
グローバル市場では常に人気が高く、世代を重ねるごとにサイズアップと高級化路線を進めましたが、国内市場のニーズとの乖離から、日本国内では2022年をもって一度販売を終了しています。
その後、2024年7月、北米などで販売されている6代目CR-Vをベースとした新型燃料電池自動車「CR-V e:FCEV」が、日本においてリース形式で発売されました。
現在ガソリンモデルとハイブリッドモデルは、北米、中国、欧州、東南アジアな世界各国の主要な市場で販売されていますが、日本での展開はありません。
そのハイブリッドモデル(プロトタイプ)が、今年のJapan Mobility Showに展示される予定とのことで、国内販売予定もあるのか、今後の動向に注目が集まります。
【出展概要】
●展示モデル
・Honda 0(ゼロ)シリーズ 新型プロトタイプ ※ワールドプレミア
Honda 0シリーズの価値をより多くの方にご体感いただけるモデルとして、同シリーズのラインアップに新たに加わるSUVモデルのプロトタイプを世界初公開します。
・四輪小型EVプロトタイプ ※ワールドプレミア
HondaらしいFUNを追求し、使い勝手の良さとHondaならではの「操る喜び」の両立を目指して開発した小型EVのプロトタイプを世界初公開します。Hondaらしい遊び心に満ちたモデルで、日常に新たな刺激と高揚感をもたらします。
このモデルは日本、英国、アジア諸国の小型EVの需要の高い国で走行試験を実施しており、Hondaの目指す「Fun to Drive」に磨きをかけています。
・二輪EVコンセプトモデル ※ワールドプレミア
既成概念にとらわれない新しいアプローチによって、驚きや感動、新たな体験を提供する電動二輪のコンセプトモデルを世界初公開します。
・Honda e-MTB プロトタイプ ※ワールドプレミア
2023年にコンセプトモデルとして発表した、「Ride Natural・Reach New Peaks」をコンセプトに開発した、ハイエンド電動アシスト付きマウンテンバイク(e-MTB)の市販予定車を世界初公開します。
・サステナブルロケット
2025年6月に北海道大樹町で離着陸実験を行った、実際の実験機を展示します。
カーボンニュートラル社会を目指すHondaが取り組むのは、ロケット機体の再使用技術だけでなく再生可能燃料を使った「サステナブルロケット」の実現です。Hondaの挑戦は、地球を超え、宇宙へと広がっています。
・PRELUDE(プレリュード)※2025年9月5日(金)発売
Honda独自のハイブリッドシステム「e:HEV」をさらに進化させ、「操る喜び」を継承しながら、環境性能や日常での使い勝手も追求した電動化時代の新しい「スペシャリティスポーツ」の先駆け・前奏曲(プレリュード)となるモデルです。
・N-ONE e:(エヌワン イー)※2025年9月12日(金)発売
日本の市場に求められるEVのあり方を追求し開発した「N-ONE e:」は、愛着の湧くエクステリアデザインと、ゆとりある室内空間や取り回しの良さをHonda乗用車の原点である「N360」から継承しながら、EVならではの力強くクリーンな走りと静粛性を加えることで、幅広いお客様に支持されるスタンダードなEVとなることを目指して開発したモデルです。
・CB1000F/CB1000F SE(市販予定車)
Hondaのロードスポーツバイクを代表するプロダクトブランド「CB」として「進化するスポーツバイクの基準」を具現化した新型のCB1000Fと、ヘッドライトカウルを追加するなど外観の充実を図り、CB1000F のトラディショナルなプロポーションをさらに引き立てたCB1000F SEを展示します。
なお、第一報では、下記の展示概要を発表しています。
・Honda 0 SUV Prototype (プロトタイプ) ※ジャパンプレミア
・Honda 0 SUV Prototype (プロトタイプ) ※ジャパンプレミア
・CUV e:(シーユーヴィー イー) ※市販モデル
・Rebel(レブル)1100 S Edition Dual Clutch Transmission ※市販モデル
・HondaJet Elite II(実物大インテリアモックアップモデル)
・大型船外機 BF350 ※市販モデル

※ ※ ※
また、ホンダは「Tokyo Future Tour 2035」「Mobility Culture Program」「Startup Future Factory」「Out of KidZania in Japan Mobility Show」といった日本自動車工業会主催のメインプログラムにも出展します。
創業以来、“夢”を原動力に技術と独創的なアイデアで「総合モビリティカンパニー:として人と社会の可能性を広げるモビリティの創造にチャレンジしてきたホンダ。
今回のブースでは、最新の技術でこの“夢”をかたちにした四輪・二輪の製品を中心に、「陸上」だけでなく、「海」や「空」でも活躍する幅広いHondaのモビリティを展示するとしています。
全ての展示物については10月29日のプレスデーにて発表される予定。どのようなブースになるのか期待が高まります。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。























