圧倒的なオーラを放つ新「超高級セダン」発表! 真っ黒ボディに特別な“豪華内装”を採用 限定20台のメルセデス・ベンツ「Sクラス」とは?
メルセデス・ベンツ日本法人は2025年9月25日、特別仕様車「S 580 4マチック ロング ナイト エディション」を発表し、同日から発売しました。どんなクルマなのでしょうか。
漆黒の外装と豪華内装を備えた“ナイトエディション”
メルセデス・ベンツ日本法人は2025年9月25日、特別仕様車の「S 580 4MATIC long Night Edition(S 580 4マチック ロング ナイトエディション)」を発表し、同日から発売しました。
同モデルは20台の限定車で、納車は10月以降を予定しています。

SUV全盛期の現在でも、メルセデス・ベンツの看板モデルは最上級セダンの「Sクラス」といえるでしょう。Sクラスは、同ブランドのみならず、高級セダンの代名詞的存在です。
今回披露された「S 580 4マチック ロング ナイトエディション」は、全国20台の特別仕様車。「メルセデス・マイバッハ S 680エディション ノーザン ライツ」とともに「スターズ@メルセデス・ベンツ銀座」で撮影が許されました。
しかも展示車両は実際の販売車両とのことで、撮影時には白い手袋をはめての対応が必要になるほど厳重に管理されていました。
エクステリアはその名のとおり漆黒の夜空を思わせるブラックで統一。通常のカタログモデルではオプションになる「ナイトパッケージ」や「AMGライン」に加え、20インチのブラックAMGアルミホイールやダーククロームのドアハンドルを採用し、細部まで黒で統一された重厚感ある仕立てになっています。
インテリアもブラックナッパレザーと「ハイグロス・スレートポプラウッドインテリアトリム」を組み合わせたシックな仕上げで、乗員を出迎えるドアのステップには「ブラックイルミネーテッドステップカバー」が光ります。
後席には通常オプションとなる「リアコンフォートパッケージ」が標準で備わり、助手席側後席はフットレスト付のエグゼクティブシートに。ふくらはぎリラクゼーション機能、ワイヤレスチャージング、11.6インチの「MBUXリアエンターテインメントシステム」や専用タブレット、電動ブラインドなどを装備し、足を伸ばしてリラックスできる贅沢な空間が広がっています。
パワートレインは、4リッターV型8気筒ツインターボエンジンに「ISG(Integrated Starter Generator)」と「48V電気システム」を組み合わせた最新ユニット。エンジン単体で503馬力と700Nmを発生し、効率性と快適性を両立しています。
車両価格(消費税込)は2656万円。販売は左ハンドル10台、右ハンドル10台の限定で、基本的には申込順での販売となります。
自ら運転を楽しむドライバーズカーとしてはもちろん、ショーファードリブンとしても一級品であり、Sクラスならではのブランド力を背景に高い注目を集めそうです。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。




















