アウディが空飛ぶ電気自動車「エアタクシー」の試験運用を開始! 渋滞に困らなくなる日がくる?
アウディは、ドイツの政治経済界の人々とともに「エアタクシー」の試験運用を開始。電気自動車のコンセプトカー「ポップ.アップ ネクスト」を用いて、さまざまニーズに対応する新しいモビリティコンセプトの開発が期待されます。
渋滞を気にせず、行きたいところにいける生活が待っている?
ドイツ・ベルリンにて、自動車メーカーのアウディが「エアタクシープロジェクト」に支援することを発表。このプロジェクトは、空路を利用するタクシー「エアタクシー」をアウディが発表した電気自動車「ポップ.アップ ネクスト」を使って試験運用するものです。
今回のプロジェクトには、アウディ AG暫定取締役会長のアブラハム・ショット氏をはじめ、ドイツ連邦運輸大臣、デジタル化担当大臣、航空機メーカーエアバス社の最高技術責任者など多くの政治経済界が賛同しています。
アウディ AGのアブラハム・ショット氏は、「コネクテッドカー、電気自動車、そして自動運転車は、都市交通をより快適でクリーンなものにし、都市に住む人々の生活の質が向上することを意味しています。私たちは、ドイツのインゴルシュタット地域で実施されることを歓迎するとともに、エアタクシーの試験場として、地域の発展を支援したいと考えています」と述べています。
試験運用には、エアバス社と、AUDI AG子会社のイタルデザインが開発した、電気自動車の自動運転コンセプトカー「ポップ.アップ ネクスト」が用いられます。これは、水平移動(自動車)と垂直移動(ドローン)の技術を組み合わせた空路の移動が可能な次世代型モビリティモデルです。
今後は、「エアタクシープロジェクト」を通して、さまざまなニーズに対応する新しいモビリティコンセプトを開発し、都市交通の問題を解決することを目指していく予定としています。
今回の発表では、航空法や免許証制度などの具体的なビジョンは明かされていませんが、今後の新しいモビリティの突破口としてプロジェクトが進むことが期待されます。
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