トヨタ新型「C-HR+」がスゴイ! 「RAV4」サイズに「最新ハンマーヘッド顔」&“一文字ライト”採用! 広いラゲッジスペースも魅力! 25年後半に発売予定の「ミドルSUV」欧州仕様とは?

トヨタは2025年3月、欧州市場向けに新型SUV「C-HR+」を発表しました。名前から既存の「C-HR」の派生モデルと思われがちですが、実はまったく新しいBEV(バッテリーEV)として開発された1台です。一体どのようなクルマなのでしょうか。

既存モデルとは一味違う! “+”要素満載の独立モデル

 2025年3月、トヨタは欧州市場向けの新型モデルとして「C-HR+」を発表しました。

 名称から既存の「C-HR」の派生グレードと思う人も少なくありませんが、実際には「C-HR」とは全く異なる独立したモデルです。

 一体どのようなクルマなのでしょうか。

流麗なクーペ風スタイルがカッコイイ!
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 C-HR+はトヨタが2025年3月に披露したSUVタイプのBEV(バッテリーEV)です。

 トヨタはカーボンニュートラル実現に向け、電動車の開発を加速させています。

 特にBEVの普及が進む欧州市場においては、そのラインアップ拡充が急務となっており、今回新たに投入される3台のSUV型BEVのうちの一台がC-HR+です。

 プラットフォームには電気自動車専用の「e-TNGA」を採用。

 ボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mmとミドルクラスに属し、現行モデルでは「RAV4」に近いサイズ感。

 同じBEVでは「bZ4X」よりひと回りコンパクトです。

 エクステリアは流麗なシルエットに加え、トヨタ最新の「ハンマーヘッド」デザインを採用したフロントマスクが力強さを演出。

 さらに、横一文字のリアコンビランプが先進的な印象を与えます。

 インテリアはモダンで洗練された空間を実現し、広々とした居住性に加え、416リットルという大容量のラゲッジスペースを確保。

 日常ユースからレジャーまで高い実用性を備えています。

 搭載されるのは改良型リチウムイオンバッテリーで、57.7kWhと77.0kWhの2タイプを設定。

 航続距離はそれぞれ455km、600km(いずれも目標値)を達成するとしています。

 駆動方式はFWDとAWDを設定。FWDは2種類のバッテリーから選択可能で、最高出力は57.7kWh仕様が123kW、77.0kWh仕様が165kW。

 AWDモデルは77.0kWhバッテリー専用で、最高出力は252kWを発揮します。

 0-100km/h加速はAWDモデルで5.2秒。電動パワートレーンならではのスムーズかつ力強い加速が魅力です。

 さらに、専用チューニングを施したサスペンションが快適な乗り心地を支えます。

 価格はまだ明らかにされていませんが、欧州での発売は2025年後半を予定。

 ミドルサイズSUVは日本でも人気のカテゴリーだけに、国内導入の可能性にも期待が高まります。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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