「目の前に『穴』があります。どうしたらいいですか?」 各地で起こる道路陥没… 発見したら誰に連絡?
道路に大きな段差や穴を見つけ、「ここを通ってタイヤがパンクしないのか」「転倒するおそれがあるのでは」と不安に感じた経験がある人も少なくないかもしれません。では、このような状況を発見した場合、どこに通報すればよいのでしょうか。
道路の穴は誰に通報?
度々、全国各地で道路が陥没している事故が発生しています。
大きいものは即座に修復作業が行われることが多いですが、通行が不可能ではないものもなかにはあります。
そうした道路の異常を発見したらどうしたらいいのでしょうか。

道路に大きな段差や穴を見つけ、「ここを通ってタイヤがパンクしないのか」「転倒するおそれがあるのでは」と不安に感じた経験がある人も少なくないかもしれません。
では、このような状況を発見した場合、どこに通報すればよいのでしょうか。
通勤や買い物の途中、道路に大きな段差や穴を見つけたことがある人も少なくないかもしれません。
こういった道路を「危険だとは思うが、自分だけが感じている些細なことなのでは」と思って放置してしまうと、のちに重大な交通事故を招く危険性もあります。
そもそも、一般的に道路は公共の財産であり、日々の安全な交通を支えるための適切な維持管理が求められています。
しかし、現実には、すべての道路を常時点検することは困難であるため、破損や段差が長期間放置されてしまうケースも少なくありません。
そのため、道路状況を行政へ知らせることは、住民の重要な役割とされています。
そして、そういった場合に活用したいのが国土交通省が設置している「道路緊急ダイヤル(#9910)」です。
これは、道路に穴や段差を見つけた際に直接通報できる窓口として、全国どこからでも利用できるダイヤルです。
ここに連絡することで関係機関と連携し、早期の補修や安全措置が取られる仕組みだといいます。
また、国土交通省のアカウントを友達登録すればLINEからも24時間通報できるようになっているほか、匿名での通報も可能なので、気軽に道路状況を伝えられる点がメリットとされています。
このように、住民の目による情報は、行政が見落としてしまう危険を防ぐ大切な補完手段となっているというわけです。
なお、道路の破損や段差が原因で事故が起きてしまった場合、行政側が管理責任を問われるケースもあるといいます。
そのため、住民からの通報は自治体にとってもリスクを回避する重要な情報提供となり、結果として道路利用者全体の安全に直結するとされています。






























