「目の前に『穴』があります。どうしたらいいですか?」 各地で起こる道路陥没… 発見したら誰に連絡?
SNSでは「報告していいのか迷う」との声も
しかし、SNS上では「どの程度のものを報告していいのかわからなくて迷うことがある」という声も少なくありません。
また、「小さな段差くらいで苦情を入れるのは大げさではないか」という意見も散見され、判断に迷う人がいることも事実のようです。
一方で、「自分は危ないと感じたら必ず通報している」「道路の穴を放置すれば事故につながるから、迷わず知らせる」といった前向きな声も多くみられました。
ただし、道路にわずかな段差やひび割れがあるだけでも、自転車やバイクにとっては転倒リスクになりえます。
とくに夜間や雨天時には視界が悪化し、道路の小さな異変に気づかずに大きな事故につながってしまうおそれも否定できません。
そのため、こうした危険を未然に防ぐためには、少しでも「危ない」と感じた段階で連絡することが推奨されます。
通報は決して迷惑行為ではなく、道路を安全に保つための社会的責任の一部といえます。
実際、行政側も住民からの情報を頼りに現場確認を進め、通報がきっかけで短期間のうちに補修がおこなわれた事例もあるようです。
また、住民の声は単なる安全確保にとどまらず、暮らしやすい街づくりにも直結しています。
道路の維持管理に市民が積極的に関わることは、地域全体の安心感を高めるだけでなく、自治体の対応力を強化することにもつながるとされています。
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道路に大きな段差や穴を見つけたときの通報を、「苦情なのでは」とためらう必要はありません。
むしろ、道路状況の通報は事故を防ぎ、誰もが安全に通行できる環境を守るための行動です。
SNS上ではさまざまな意見があるものの、判断に迷ったときには安全を優先して行動するのが賢明といえそうです。
小さな一歩が大きな事故防止につながり、結果として自分や地域の安心を守ることにつながります。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
































